その日は、いわゆるカップめんな、ランチ。
「マルちゃん やきそば弁当」のニューフェイス「ミートソース風」である。
スーパーでの実売価格は、税込95円だった。
「チキンエキス」が、「ソース」にも「オニオンスープ」にも使用されているのが、私の着目点。
やき弁伝統の「戻し湯で作るスープ」も、もちろん標準装備。
ノーマルやき弁では「中華スープ」だが、この製品のは「オニオンスープ」である点にも、着目したい。
別袋が多いので、職場やアウトドアで喰うには、やや煩雑かもしれないが。
自宅のランチで喰う分には、It didn't matter。
「かやく」を麺の上にあけ、お湯をそそぎ、
フタの上で「液体ソース」を温める。
3分間の待ち時間の間に。
コーヒーカップを用意し、そこに「特製カップスープ」の粉を投入。
所定の時間になったら、戻し湯をコーヒーカップに注ぎ、
液体ソースまぜまぜ&ふりかけしゃかしゃか。
まさに「弁当」なこの製品は、めでたく完成を見た。
この、青のり。
この製品を食した後にお出かけするなら、歯に青のりが付着していないかどうか、一応、気にした方がいいかもしれない。
そして、麺の質感に、驚いた。
ノーマルやき弁よりも、やや太目で、もっちりである。
(他社だが)U.F.O.の領域に近づいた、きまぐれ本格派だ。
液体ソースは、酸味と甘みのバランスに優れた、太陽の味のトマトソース🍅
私の瞳を輝かせ、咽頭と胃壁にシアワセ感を浸透させる。
慌てて食すると、ノドに詰まりがちになる麺を、流し込むヘルパーの役割を果たす、オニオンスープ。
これがまさに、「やき弁の宝」なのだ。
ただし、具材については、ノーマルやき弁よりも、やや貧弱に感じられた。
それは、ソースにコストを掛けたがゆえなのかもしれない。
ともあれ、全体的には、満足いくおうちランチでありました
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