獅子丸のモノローグ

☆気まぐれ不定期コラム☆

ヒヨドリ・ハシブトガラス・スズメ '22.01.25

2022年01月26日 | バードウォッチング


好天に恵まれた、その日。
電線に「ヒヨドリ」さんが止まっていたのは、11時19分だった。


北海道の1月。
寒いせいか、心なしか、体を膨らませて、体温を保とうとしているように見受けられる。


高音で美しい、そのさえずり


電線器具の上にあった、こんもりとした雪。
彼(もしくは彼女)は、そこにくちばしを突っ込むと・・・


なんと!
それを食べていたようだ。


水分補給の一環なのか。
それとも、デザート代わりなのか。
その真相は謎に満ちているが、雪を食べる鳥を見たのは、半世紀以上に及ぶ私の人生で、初めての経験である。




満足気に、「ヒィーヨ・ヒィーヨ」とさえずる、ヒヨドリさん。


この角度からみるその姿は、円谷プロの怪獣風である。


しかしながら。
その横顔は、純朴な高校球児のように、真摯だ。





12時43分。
水銀灯の上に佇んでいたのは「ハシブトガラス」氏。



15時32分。
地上に降りたスズメさんは、そこはかとなく眠そうな表情。


しかしながら。
あらためてじっくり見てみると、ブラウン基調の羽毛は、なかなか味わい深いグラデーションである。
個体数が多いだけに、通常スズメを見て美しいと感じることは、まず無いのだが。
小学生の時には気に留めていなかったが、同窓会で逢った時にその可憐さに気づいたあの娘のことを。
私は、ふと思い出したのでありました。


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