1月15日午後6時。我々一家は「札幌市民ホール」に居た。
なぜなら、妻が昨年同様、「市民ホールでピアノ”スタインウェイ”を弾いてみませんか?」に、またしても当選したからなのだ。
持ち時間は一人15分。妻の今年の選曲は「華麗なる大円舞曲」「子犬のワルツ」「幻想即興曲」であった。妻曰く「今年は見学してる人が少なかったから、緊張せずにリラックスできたワ!」とのこと。
演奏が終わって外に出ると、ちょうど夕食時だった。
居酒屋好きの我々一家は、市民ホールから徒歩で、「いただきコッコちゃん 北8条店」に向かったのだった。昨年と、まったく同じ展開である。
のんべえの私と妻は、例によって「生ビール付飲み放題プラン」(1500円)をチョイス。
お通しと、前菜代わりの「おつまみキャベツ」で一家の宴は始まった。
忘れちゃいけない「コッコのおつまみタマゴ」。
さらには「フライドポテト」。
そして娘たちがチョイスの「ザンギ」。・・・オーダーした品々までも、昨年とほぼ同じ展開である。
ジューシーで、ちょっと歯応えを残す、勇払産地鶏の「とり串」。
ビールに、ひたすら、ただひたすら、似合うのだ。
「たっぷりチーズ」「柚子こしょうポン酢」そして「ノーマル」の、つくね3兄弟。
ソウルマッコリは、まるで「炭酸&アルコール入りカツゲン」といった趣きで、私の胃壁を潤す。
「十勝産長いも わさび醤油漬け」は、柔らかいたくあんのような食感の、ヘルシーおつまみだ。
「鶏ポン酢 柚子こしょう添え」は、レアっぽい味わいが嬉しい。シーチキンっぽいとも言えなくもないが・・・
そして、私の〆の一品は、「トマトのキムチ」。
娘たちの〆は、いつものように、「チョコバナナパフェ」。
いやあ、またしても満腹してしまった。喰っているときはそうは思わないのだが、こうしてあらためて振り返ってみると、やっぱ、喰い過ぎである。これで太らなかったら、どうかしてる・・・
自宅で愉しむイタリアンといえば、やはりスパゲッティに尽きる。
今回はSHOWAの「食感をたのしむスパゲッティ 歯ごたえもちもち」を試してみた。
茹で時間は10分と、やや長めである。
市販のミートソースに炒めニンニクを少し加え、粉チーズとタバスコ少々を振っていただく。
このスパゲッティ、確かにもちもち感があり、パスタとうどんのハイブリッドのような食感である。
アルデンテ好みの方には向かないと思われるが、うどん好きの方には受け入れられるだろう。美味しゅうございました。
今年の札幌は、雪が多い。マイレガシィは屋外駐車なので、車から雪を振り払ったり、窓の氷を削り取る間のアイドリング時間も、どうしても多くなってしまう。加えて、路面は降雪で狭く、しかもスリッピィ。除湿のために、車内はいつもエアコンONである。
そんな燃費に悪い条件がそろう中、昨年12月23日~本年1月13日の間の燃費です。燃費計数値は9.1km/Lを表示。
満タン法では、475.0km/56.61L≒8.4km/Lだった。ううむ、今回もリッター9kmに届かず・・・
さて、それでは毎年恒例の、年間燃費をお知らせいたしましょう。
キャンプ好きの我々一家だが、昨年は家族の夏休みのスケジュールが合わず、長距離ドライブのキャンプ旅行が一度も出来なかった。例年夏の期間は満タン法でもリッター14km近い数字を残すレガシィ2.0i(5MT)なのだが、昨年の最高値は7月23日の11.9km/Lにとどまった。
そんなワケで、年間燃費は、購入以来最悪の10.2km/L。走行距離自体も、1万キロを大きく下回る、8519.8kmだった。
まあ、2.0LのAWD車がリッター10km以上走るのだから、決して悪くない数字ではある。
だが、このクルマを購入した6年前と比べると、近年デビューするクルマはすべからく燃費がイイ。なので、レガシィ2.0i(5MT)の燃費におけるアドヴァンテージは、相対的にかなり少なくなってしまったと言わざるを得ない。
とはいえ、まだまだ働いてもらいますゾ、レガシィ君。
本日は妻が飲み会だったため、夕食はスーパーで購入のお弁当。
私のチョイスは「鮪づくし」。実売価格は475円であった。
8貫入りでアンダー500円とは、なかなかバリュー・フォー・マネーである。
ねぎとろ・びんちょう・そして生まぐろ!そのネタの質感は、回転ずしのそれに勝るとも劣らない。
たまにはこういうディナーも、いいもんだ。
我々取材班のクルマ見学の旅は続く。
スイフトスポーツを見た後に向かったのは、ネッツトヨタ札幌だった。
お目当ては、ついに10・15モード燃費40km/Lを達成したという、「アクア」。
トヨタのハイブリッド車にほぼ共通の、デジタルメーターとステアリングの意匠。
だが、シフトレバーとハンドブレーキは、普通のクルマのそれとほぼ同じ。
ハイブリッドカーに慣れていない人がいきなり乗っても、違和感なく操作できそうだ。
ラゲッジルームも、充分な広さ。この辺は、ホンダのフィット・ハイブリッドを大いに意識しているのだろう。
前席シートベルトアンカーの上下調整機構は略されて、ベルト排出スリットを円弧のように上下に開けることで、対応している。この辺は、トヨタ流コストコントロールの賜物かもしれない。
「HYBRID」のエンブレムが輝かしい。「HYUNDAI」と見間違う人も、ひょっとしたら、いるかもしれない。
試乗すらもしていないが、このアクア、間違いなく売れると思われる。
フィット・ハイブリッドはもとより、プリウスもかなり喰ってしまうだろうと、私は予測する。
続いて向かったのは、北海道日産。尾車氏より「冬のリーフの暖房の効きを確認したい」という、興味深い提案があったのである。
尾車氏のドライビングで、ニータ氏と私は後席に、セールスマン氏は助手席に乗車。
昨年末に「三菱 i MiEV」に乗った時は、その暖房の効きの悪さに愕然としたものだ。
それに対し、このリーフの暖房は、男4名乗車でのむさくるしさもあったからかもしれないが、まあまあ効いていたように思われる。
だが、セールスマン氏曰く、暖房はやはり電気を一番喰うとのこと。その言葉通りに、航続可能距離はみるみる少なくなっていった・・・
その日産のディーラーさんで、充電中のリーフのタクシー。JPSロータスのようなブラック&ゴールドのカラーが粋である。
急速充電でも数十分を要する電気自動車。数が少ないうちはまだいいが、現状のインフラのままで電気自動車が多くなると、充電スタンドには充電待ちのクルマが長蛇の列をなすだろう。電気自動車の普及には、まだまだ時間がかかりそうだ。
最後に我々取材班が向かったのは、MINI札幌。
「ミニ・クーペ」。正確には、「ミニ・クーパーS・クーぺ」を、見学させていただいた。
もともとスペシャルティ・カー的な立ち位置のミニに追加された、さらにスペシャルなクーペ。
室内の意匠は、ミニならではのデザインセンスが踏襲されている。
使いこなすには、かなり熟練を要しそうな各部のスイッチ類。
だが、それがミニの世界なのだと、許容すべきなのだろう。
斜め後方視界は、かなり、悪い。だが、それもこれも承知で、好きな人が惚れて買うべきクルマなのだ。
ディーラーさんの話では、これのコンバーチブルオープンバージョンも登場予定とのこと。個人的には、そちらに期待大である。
ホンダのお店に続いて、我々取材班が次に向かったのは、スズキのお店。
お目当てはもちろん、「スイフトスポーツ」である。
素のスイフトと較べると、バンパーの形状に手が入れられ、凛とした表情がカッコいい。
赤ステッチの革巻ステアリングは、ツボを押さえたスポーティー感の演出だ。
タコメーター・スピードメーターは、ノーマルスイフトとは数字の並べ方を変えて平行に表示。
日本国内で実際に出す人はいないとは思うが、スピードメーターのMAXはなんと240km!
6MTのシフトノブも、球形で握りやすそう。赤ステッチは、シートやシフトブーツにも散りばめられ、実にイイ感じ。
ラゲッジスペースは、かなり割り切った感じで、ちょっと切ないぐらい、狭小だ。N BOXを見てしまった後だけに、よけいにそう感じる。定員乗車でキャンプに行くのは、このクルマでは無理であろう。
テールランプの意匠は、ノーマルスイフトとは異なり、横基調に変更されている。
非常に魅力的なオーラを発散する、このクルマ。だが、試乗車は現在札幌には無く、カタログすらも欠品であった。
やはり、運転してみたいのならば、買うしかない・・・のだろうか?
6MT車の価格は税込168万円。なんと、同じ日に乗ったホンダN BOXとたった1万円しか違わないじゃないか!
どちらを取るかといえば、当然、私だったら(試乗してないけど)スイフトスポーツを選ぶ。ハイオクガス指定ということが、現実的には悩みどころだが。
いや、悩むことはないのだ。
スイフトスポーツの影に隠れがちだが、実はノーマルスイフトに、極めて魅力的な特別仕様車が追加されているのだから。
それは、「スイフトRS」。
足廻りやパワステに欧州ライクなチューニングが施されており、控え目なエアロパーツで武装したという、魅惑のスイフトなのだ。
シルバーステッチが施されたインテリアは、ヨーロピアンでエスプレッソなイイ感じ!
スイフトというクルマの全体的な質感は、たとえばヴィッツやマーチと比べ、圧倒的に高い。
それらのクルマの方がスイフトよりも売れていることは、私にとっては大いなる疑問である。
スペースユーティリティーや燃費でスイフトが劣勢にあることは否めないが、クルマ全体の醸し出す魅力は、ダントツにスイフトの方が上なのに・・・
このRSの価格は、なんと税込137万250円!もちろんレギュラーガソリン仕様である。
スイフトスポーツは大いに魅力的なのだが、現実的に私が買うなら、RSの5MTにするだろう。後席中央席シートベルトが2点式で、ESP未装着なのが惜しいが、そこには目をつぶって・・・
3連休中日。我々取材班3名は、本年初試乗へと出かけた。
まず向かったのは、ホンダのお店。最近発売されたN BOXに興味があったのである。
試乗車は、「Custom G・Lパッケージ」(4WD/CVT:税込車両本体価格167万円)だった。
冬道の平坦路での試乗なので、突き詰めた動力性能は不明である。だが、成人男性4名乗車でも、フツーに走る分には、まったく痛痒は感じなかった。坂道だったら印象はまた異なったかもしれないが・・・
背の高いクルマだが、VSAのおかげか、冬の凍結路面でもまったく不安感はない。私がかつて乗っていた「エスクード・ノマド」よりも、この軽自動車の方がよっぽど安定しているといえる。それが、技術の進歩というヤツなのだろう。
スクエアなボディで、窓面積も広いので、視界は大いに良好。
ミラーがいろんな所に据えつけられているが、そこまでしなくても・・・という感じだ。
フィット等でおなじみの、ホンダの特許技術「センタータンクレイアウト」。
それのおかげなのだろうか、室内はまさしく広大である。実寸上はともかく、印象としての広々感は、カムリあたりよりも確実に上。広過ぎて、不安になるというか、人肌恋しくなるくらいだ。
そのスタイルゆえ、横風等には弱そうなので、長距離の高速巡航には向いていないかもしれないが・・・
このクルマの最大のネガは、それは「ガバッと大きく開くがゆえに、車両後方にかなりのスペースを必要とするバックドア」であろう。この点についてセールスマン氏に「これは横開きの方が良かったんじゃないでしょうか?」と訊ねたところ、「坂道や強風の時は、横開き式だと危険な場合があるので、上ヒンジなんです。軽自動車なので駐車スペース自体が短いので、実用上はあまり問題ないと思いますよ」との弁であった。ううむ、なるほど。
ともあれ、このクルマのスペースユーティリティーには、驚きだ。加えて、視界確保のために各所に取り付けられたミラーや、VSAによる凍結路面での安心感。街乗りオンリーなら、このクルマは、無敵だ。
とはいえ、軽自動車も、高くなったもんだ・・・その価格は、もはや「軽」ではない。ねぇ。
尾車氏・ニータ氏と、昼食を共にした。場所は、以前から着目していた、新琴似の中華レストラン「鎮海樓」。
ココはかつてワンコインラーメンを提供していた「真海楼」さんが、移転しリニューアルしたお店なのだ。13時15分、そこに到着。
中華レストランとしては、安価なメニューの数々。
13時18分。セットメニューにも心魅かれたが、財布の中身が心もとなくなってきた私は、「味噌ラーメン」(680円)をチョイス。
そして、オーダー後約8分で、そのラーメンは供された。
ガーリック好きの私は、添付のおろしにんにくを、チャーシューの上に少々トッピング。
麺はぷりぷり感に溢れ、ぴっちぴちの元気の良さ。
白みそベースのスープは、まろやかにお口の中を潤す。
メンマ・ワカメ・モヤシ等の具も、素材そのものの良質さを感じさせる上出来な味わい。
ポロポロと崩れる質感のチャーシューも、これまた美味!
そして13時39分。完食である。
ココには、安価なコースメニューもあるようだ。いつかは、そのコースを、夜の宴会で試してみたい。
おつまみ兼夜食として、妻が「あげ納豆」をつくってくれた。
作り方は、ごく簡単。納豆を荒く刻み、醤油・辛子・刻みネギであえ、それを油あげに詰めてトースターで焼くだけなのだ。
濃厚でスパイシィな味を好む私は、納豆に添付されていたタレと辛子を、さらにそれにかけていただいた。
大事なのは、タレをかける前に、あげの表面に箸で数か所、穴を開けておくこと。こうすることで、タレが内部に沁みこんで、さらに美味しくなる。どうでもいいことのようだが、重要なことである。
ヘルシーなのか、実はそうでもないのか、それは謎である。
ともあれ、この「あげ納豆」。実にウマかった。
実は私は、「ばかうけ」が好きである。
ファミリーマートに立ち寄ったところ、ばかうけフリークの私のハートを鷲掴みにする商品に、出会ってしまった。
それは、「ばかうけアソート」!どうやらコレは冬限定の企画商品らしい。
スタンダードな「青のりしょうゆ味」を筆頭に、私が食したことのない「ごま揚しょうゆ味」「甘口しょうゆ味」「チーズカレー味」の4種が、計26枚封入されているのだ。
「ごま揚しょうゆ味」は、大ざっぱに表現すれば、「亀田製菓の揚一番」にゴマを加えたようなテイスト。
「甘口しょうゆ味」は、なんというか、「亀田製菓のソフトサラダ」に甘口醤油パウダーをまぶしたようなテイスト。
「チーズカレー味」は、「明治のカール・チーズカレーあじ」のおせんべい版と言えるだろう。
どれも美味しくて、娘二人と奪い合いながら食した結果、あっという間に喰い尽くしてしまった。
だが、冷静に考えると、やはり一番オリジナリティに溢れていてウマいのは、ノーマルな「青のりしょうゆ味」だったかもしれない。
たまにはアソートもいいが、普段買うのはやはり「青のりしょうゆ味」がイイ。
ばかうけの「青のりしょうゆ味」は、ハウス・バーモントカレーと並び立つ「偉大なる定番」だということに、あらためて気付いた私である。
明治のマッカローニ・トマトクリーム味が、今宵のおつまみ。
原材料で着目すべきは、やはり「アラビアガム」。
そのくるっと丸まった姿は、どことなくカブトムシの幼虫を連想させる。
大胆に表現するならば、「カール」と「とんがりコーン」を合体させて固目にしたような食感。
トマトテイストもなかなか濃厚で、実に私好みのお味!
ペッパーチーズ味も、ゼヒ食してみたいものだ。必ず、買おう。
食品庫を漁ったところ、「キットカット オトナの甘さ」なるモノが発掘された。
おそらくは妻か娘が購入したのだろうが、黙って試食することに。
「クラッシュ・アンド・スプレッド」製法というのが、実に興味深い。
それは13枚の個包装である。ウチは4人家族なので割り切れないが、一応3枚は食べる権利があるのだと、私は解釈した。
それは、「ビター&スウィート」というよりも、まさに「甘さ控えめ」なテイスト。
まさに、肥満気味な私向けのお洒落なチョコレートである。洋酒にも実に似合いそうだ。大人のアナタにオススメ致します。
年末年始のオードブル&おつまみ用として購入したのが、この「つるしベーコン」である。
これは、旭川の「日本ハム北海道ファクトリー」で製造されているのだ。
なんといっても、その長さが素晴らしい。実測55cmの、ロングなベーコンなのだ。
1月2日のおつまみが、コレ。そのままでも食せるが、やはり焼いた方が脂分がとろりと柔らかくなって、よりウマい。
ベーコンといえば、思い出されるのが、「トンデンファームの石狩川ベーコン」である。それと比較すると、スモーキーさやジューシーさ(≒オイリーさ)にはやや劣る。
とはいえ、オイリー過ぎないという点において、この「つるしベーコン」は、オーソドックスな万人向きのウマさと表現できる。
1月3日は、我が家の秘密兵器「東芝ホーム屋台」に今年もご登場願い、「もちベーコン串」を焼き上げる。
焼もちとベーコンの相性は、抜群なのだ。それにブラックペパーとソルトを少々振ると、まさに極上のおつまみ!
このベーコンの賞味期限は1月23日。あとしばらくは、コイツで愉しめそうだ。うっしっし。
我が家では、毎年1月2日の夜を妻の実家で過ごすのが恒例行事である。
昨夜の晩餐は、なんと「牛すき焼き」!こんな霜降りの肉をいただけるなんて、うれし涙がちょちょ切れる。
卵からして、我が家で使用している1パック100円ちょっとのヤツとは違っていた。
それを割ってみると、こんもりとした黄身の盛り上がりに、驚愕!
ああ、久々の牛すき焼き。胃袋もココロも大満足の、正月2日目であった。