獅子丸のモノローグ

☆気まぐれ不定期コラム☆

「味確認(みかくにん)」の「さっぽろ赤みそラーメン」

2017年01月23日 | 麺’s倶楽部


 ある晴れた土曜の昼下がり。
 札幌市北区屯田の住宅街にある「
味確認ラーメン」に、久しぶりに潜入した。
 ココは私が小学生の時に開店した、由緒と歴史あるお店。その当時の屋号は「とよ川」であった。
 赤・白・黒の3種の味が愉しめる、正統派札幌ラーメンのお店なのだ。


 11時27分に入店。
 私がオーダーしたのは、「濃い目で深くコクのある味」というキャッチフレーズの「さっぽろ赤みそラーメン」(750円)である。
 厨房では、時折「ぶわっ!」と火の手が上がり、カウンターで待っていた私の顔面にも、その熱気がほとばしる。


 「喫煙可」のお店が少なくなった昨今。
 「サッポロ西山ラーメン」と書かれた灰皿が、「旧き佳き昭和の匂い」を感じさせる。


 そして11時35分、それは供された。
 湯気がまったく立っていないため、極めて写真を撮りやすい。
 油膜がフタをして、湯気を封じ込めているからなのだ。


 西山製麺の麺は、鮮やかなイエローで、ご覧の通りピッチピチの活きの良さ!
 加えて、その温度も、しっかりと熱い。
 住宅街の一角にたたずむラーメン店とは思えないほどの、本格派のウマさである。


 そして、赤みそスープ。
 その色は、「赤」というよりは、どちらかといえば「白」である。
 まろやかで、ほんのり酸味のあるそのお味に、私のハートはストップモーション


 シャキッとしたもやしの食感も、見逃せないチャームポイント。


 メンマは、通常のラーメン店のそれの2倍ほどの量が、プリインストール。
 これまた嬉しい、こころのボーナス


 ほろりと柔らかいバラチャーシューは、近年のトレンドを反映し、しっかりと2枚!


 11時46分に、丼の底まで、完食いたしました。
 丼に描かれたU.F.O.は未確認飛行物体≒味確認という、練り上げられたオヤジギャグ。
 それに目を凝らすと、そこには旧屋号である「とよ川」の文字が!
 ここが、地元の方に愛される理由もよくわかる。私も、このラーメンは愛さずにはいられない。
 遠くない将来、まだ未食である「白みそ」を、いただいてみたい。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チャロ君写真館 ’08.12.1~’10.11.28

チャロ君写真館 ’10.12.18~’11.12.24

チャロ君写真館 ’12.01.01~’12.12.24

チャロ君写真館 ’13.01.01~’13.12.29

チャロ君写真館 ’14.01.01~’14.12.27

チャロ君写真館 ’15.01.01~’15.12.27

Waterlogueチャロ君

チャロ君写真館 ’16.01.01~’16.06.25

チャロ君写真館 ’16.07.29~’16.12.28

チャロ君写真館 ’17.01.01~’17.12.21

チャロ君写真館 2018

チャロ君写真館 ’19.01.01~’19.09.07

チャロ君写真館 ’19.09.22~’19.12.31

チャロ君写真館 ’20.01.01~’20.04.27

チャロ君写真館 ’20.05.01~’20.08.26

チャロ君写真館 ’20.09.02~’20.12.31

チャロ君写真館 ’21.01.02~’21.07.21

チャロ君写真館 ’21.09.02~’21.12.31

チャロ君写真館 ’22.01.01~’22.04.30