東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

別所小学校5年生の稲刈り体験準備(2/3)

2011年10月29日 | 稲:稲刈り,脱穀,精白

  前回、田んぼ脇を草刈りして稲を稲架(はさ)がけするための竹を組み立てました。今年の田んぼは、去年のように容易に稲刈りできる状況ではありません。その理由は「(1)雑草が生い茂っているため、雑草を刈り捨てながら稲だけを選別しながらの稲刈りになる。(2)先日の台風以来田んぼの水が引かず、ぬかるんだ状況で稲刈りするしかない。」です。

                青空が映える田んぼ、しかし雑草が生い茂る


 (1)に関しては、雑草を除けながら稲だけを刈り取るか、または雑草と一緒に刈り取って後で稲だけを選別すれば何とかなります。しかし、子供建は稲と雑草の区別が分からないので、稲刈りを始める前に教えておく必要があります。これまでの経験上、稲とヒエの区別が付きにくいようです。

      水溜りの稲を刈り取り            ワラで束ねた稲を結束
 

 (2)に関しては、子供達に長靴を履いてきてもらうしかないようです。大人はぬかるんでいると嫌な気分になりがちですが、子供達意外と平気でぬかるみを楽しみながらワイワイ言いながら稲刈りします。どの子供も稲刈りは初体験ですので、最初は興味しんしんだと思います。しかし、長時間集中力が続かないので、稲刈りは2時間以内に切り上げようと思っています。

                   結束した稲束を竹に架けて乾燥


 脱穀体験はどうしようかと思いましたが、今年は止めようと思います。例年脱穀体験する場所は、事前に稲刈りして空いた田んぼを使用していました。しかし、今年の田んぼの水が引かずぬかるんでいるため、今のところ脱穀に使える場所を確保できません。この田んぼ、5年前ぬかるんで稲刈りが往生したことがありました。

         どこもぬかるんだ田んぼ           雑草の上に伸びた稲穂
 

 今回試し刈りして、雑草の生え具合やぬかるみの状況を調べて稲刈りの感触をつかみました。その結果、今年は雑草とぬかるみで例年以上に稲刈りが困難になりそうです。このため、稲刈り前にお母さん方や小学生たちに稲刈りするにあたっての注意事項を丁寧に説明しようと思っています。そして、楽しい稲刈り体験にしようと思っています。

          試し刈りした稲を竹に架けて干す、稲刈り本番日までには乾燥見込み

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別所小学校5年生の稲刈り体験準備(1/3)

2011年10月26日 | 稲:稲刈り,脱穀,精白

  去年10月末だった別所小学校5年生の稲刈り体験、今年は11月2日に稲刈りします。この稲刈り体験の準備を始めました。まずは、稲刈りできるように雑草を刈り取ることにしました。田んぼ脇には雑草が生い茂っています。刈り取った稲を束ねたり、束ねた稲を干す竹を置く場所を確保する意味で、これらの雑草を綺麗に刈り取りしました。

     生い茂った田んぼ脇の雑草       雑草を半分程度刈り取り
 

 最初回転紐を草刈機に取り付けて草刈りをしました。しかしながら、イネ科雑草が生い茂っていたため、刈った葉茎が草刈機に絡みついたりして綺麗に早く刈り取りできません。そこで、畑の急斜面刈り取りに使ったチップ付丸刃を草刈機に付け替えて草刈りしました。

         草刈りが終わった田んぼ脇、ここに稲を干す竹を組み立て


 草刈りが終わったこの場所は、刈り取った稲を束ねたり干すために使います。このため、稲を干すために架ける竹をここに組み立てました。去年の稲刈りに使った竹を何本か運び込んで組み立てました。竹棒三本を使って脚立状にして支えとします。この竹脚立に、干すための竹棒を三本組み付けました。竹の組み立ては、ボーイスカウトでの指導経験などが役に立っています。

 
        竹棒を一本乗せる         次に2本の竹棒を組み付ける
 

 これで稲刈りの最低限の準備はできました。後は、脱穀体験の準備をする必要があります。去年はユギ・ファームの何人かが稲刈りを手伝ってくれたり、大学生が駆けつけてくれました。しかし、今年は手伝いの人がいません。このため、稲刈り体験だけにしようかとも思っています。するとしても、千歯こぎ体験程度になると思います。どちらにしても、脱穀体験できるほどの稲をあらかじめ試し刈りとして稲刈りしようと思っています。

            稲刈り準備を済ませた田んぼ、脱穀体験をどうするか

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小学生稲刈りのための田んぼ調査

2011年10月13日 | 稲:稲刈り,脱穀,精白

 別所小学校5年生の田んぼ体験、去年まではユギ・ファームの田んぼで田植え草取り稲刈りをしていました。しかし、いろいろな理由で今年からはできなくなりました。代わって、今年はやむなく東京薬科大学の田んぼを借りて体験をしています。田植え草取りは済み、今度は稲刈りです。私と東京薬科大学の学生がその支援をしています。

   小学生が田植えした田んぼ         隣の東京薬科大学の田んぼ
 

 稲刈り日は東京薬科大学生の稲刈り後としました。その理由は、学生たちの稲刈り跡の田んぼを、小学生たちに脱穀などを体験させるスペースとしてを確保するためです。大学生と連絡を取り合って稲刈りの日付を決めました。その結果、10月末に大学生たちか稲刈りし、11月2日に小学生が稲刈りします。

            NPO里山農業クラブの田んぼは稲刈り真っ最中


 大学生たちと連絡を取り合ったり、小学校側の行事都合を聞いたり,私の勤務をすり合わせるなどして、ようやく小学生の稲刈りが11月2日に決まりました。決定後「小学生が乗るバスを手配しました。」との連絡が小学校から入りました。もうあとには引けません。いろいろな団体と連絡を密にするのは、なかなか大変ですし、実行するのはさらに大変です。これから少しずつ稲刈りの準備に入りたいと思います。

     すでに稲刈りが済んだ田んぼ        一番奥の田んぼも稲刈り完了
 

 この付近の田んぼは、ほとんどがNPO里山農業クラブが管理しています。しかし、高齢化のためか一部の田んぼは里芋畑などに使われています。田んぼは一年を通じてたゆまない管理が必要です。今年のように台風がきて稲が倒れたり、逆に日照りになったりと、田んぼは苦労の連続です。「明日でいいや。」とか「来週対処しよう。」では稲作はできません。

          他の田んぼではだいぶ稲刈りが進み、脱穀ももう間近


 田んぼは、稲が十分実って穂が重く垂れています。垂れた稲穂を見ると、籾はどれもよく熟しています。ところで、今年はどういうわけか、スズメなどの害鳥が少ないので助かっています。毎年スズメの被害に苦労していますが、逆にスズメ達に何かあったのかと心配になります。

       重く垂れた稲穂               どの籾も熟して、稲刈り待ち
 

 小学生が稲刈りする田んぼは、前回の田んぼ調査でもはっきりしたとおり雑草がだいぶ生えています。参加するお母さん方や子供達に、雑草と稲の区別をしっかりと教えておく必要があります。雑草が多いからかも知れませんが、イナゴやクモなどの小動物が多くいます。子供たちには自然観察のよい機会だと思います。

          雑草が多くて稲刈りに苦労しそうな、子供たちが田植えした田んぼ

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今年最初の籾摺り作業(籾を玄米に)

2010年12月01日 | 稲:稲刈り,脱穀,精白



 今日は深夜勤務明けでしたが、仕事が終わった後の10時半頃に鈴木牧場に直行しました。そして、先日脱穀した籾を玄米にする支援をしました。籾を玄米にする籾摺り機が鈴木牧場に置いてあります。その籾摺り機を外に出して、その籾摺り機の使い方を来た人に教えました。

                 先日脱穀した籾を準備しているYさんとTさん


 当日昼からはあらたにKさんもやって来ました。Kさんはやはり籾を30Kg程度籾摺りしました。なんでも、知り合いから籾摺りを頼まれたそうです。こちらの籾は十分干してあったので、あっと言う間に籾摺りが済んでしまいました。

    籾を籾摺り機に入れているTさん        籾摺りを見ている途中参加のKさん
 

 籾摺りが早く終了するための条件として、籾が十分干されて乾燥していること、そして、籾にワラゴミがあまり混ざっていないことです。十分乾燥されていないと不良米の率が高くなるようです。また、ワラゴミが多いと籾摺り機の内部にワラゴミが付着蓄積して籾摺りがうまく出来ません。

             紙袋の中に排出されている籾摺りされた玄米


 今日は深夜勤務明けなので途中に寝に帰ったりしました。ところで、私自身が預かっている籾は籾摺りしませんでした。私が預かっている籾は、来年小学生や大学生に提供するお米です。提供時直前の1月頃に籾摺りして同時に精米する予定です。

                  今日籾摺り作業した左から、Tさん,Yさん,Kさん

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今年最後の稲刈り

2010年11月12日 | 稲:稲刈り,脱穀,精白
 同僚との稲刈りバーベキューで刈り残した稲をすべて刈り取りしました。この稲刈りが今年最後の稲刈りとなりました。残った稲はそう多くなかったため15分程度ですべて刈り終えました。10月中旬の台風や長雨の時には、今年の稲刈りがちゃんと終わるか心配でしたがそれは杞憂でした。

                   朝日を浴びながら最後の稲刈りに励む


 最後の稲株だけはこのまま田んぼに残しておこうかと思いましたが、一気に刈り取って他の稲と混ぜて束ねました。今年はミルキークイーンという品種の稲をつくりまし。この品種は例年作っているキヌヒカリと比べて、やや背が高いため風が強いと倒れやすいように思いました。10月中旬の台風14号が関東地方に来た時に一部の稲が倒れてしまいました。しかし、コシヒカリよりは倒れにくいです。

       最後に残った1株の稲         刈り取った稲はワラで縛って天日干し
 
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大学生の稲刈り・脱穀体験準備

2010年11月06日 | 稲:稲刈り,脱穀,精白

 明日は朝から大学生が稲刈りや脱穀などの体験をします。恵泉女学園大学の3年生が10人ばかり来ますが、彼女達は6月下旬にこの田んぼで田植えをしました。その田植えした稲を刈り取ったり脱穀するためにやってきます。そのための準備をあれこれしました。

  脱穀機を動かすための発動機を移動        稲ワラを細断する農機具も移動
 

 稲刈りをするだけならばカマなどの小物を用意するだけでよいのですが、脱穀はいろいろな農機具を用意しなければならず時間がかかりました。三つの脱穀機を用意しました。江戸時代に使われた千歯こぎ、次に明治から昭和初期に使われた足踏み脱穀機、そして、昭和30年代に使われた発動機で動かす脱穀機の三つです。

           発動機と脱穀機をベルトでつないで試運転、手前にワラを切る機械


 脱穀機類はとても重いので一人では運べません。私一人だけで準備するため運搬機を使って田んぼ内にそれぞれの脱穀機類を運び込みました。田んぼはぬかるむため何往復もかけてゆっくりと運びました。そして、なるべく乾いている箇所に農機具を設置しました。

    足踏み脱穀機を運搬機に載せる         各種体験用農機具を並べる
 

 稲刈り後に脱穀をしますが、脱穀機は歴史が古い順に体験してもらう予定です。体験順序は、千歯こぎ>足踏み脱穀機>発動機+脱穀機の順です。この順番に体験すると、歴史的にどのように農機具が改良されたいったかが実感できます。

                体験の順に農機具を並べて設置


 農機具を設置すると、今度は稲刈りする場所を整備しました。稲刈りができやすいように、稲刈り場所、稲束を結束する場所、結束した稲を干す箇所です。その箇所を確保するため、稲刈り機で4列程度の稲を刈り取ってスペース作りました。その後、稲刈りの時に使う、カマ、結束用の稲ワラ、脱穀時に使う網などの小物類をすべて準備しました。夕方近くまでかかりましたが、これで明日大学生達がいつやって来ても大丈夫です。

             夕暮れ近く、稲刈り機で4列程度の稲を刈り取る

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東京薬科大学ASIATOの脱穀支援(2)

2010年10月28日 | 稲:稲刈り,脱穀,精白



 前回に続いて東京薬科大学ASIATOの稲の脱穀支援をしました。この脱穀した籾を精米してできたお米(もち米)を月末の学園祭で使うとのことです。一昨年見学した学園祭ではこのお米でもちつきをしていました。今年ももちつきをするのではないかと思います。

      干した稲を竹竿ごと運搬           運搬した稲を脱穀機脇に下ろす
 

 曇り空でしたが、たくさんの薬科大生が脱穀に参加しました。知らない学生は一年生でしょうか。脱穀時の開始はいつものように、最初に発動機をかけて、その発動機と脱穀機を平ベルトで連結しました。脱穀機が回り始めたところで、次々に乾いた稲を脱穀機にかけて脱穀しました。脱穀すると、脱穀機の脇に置いた米袋に籾がどんどん入ります。

                   脱穀機に次々に乾いた稲を入れて脱穀


 脱穀を始めてからしばらくして、1,2年生達は、まだ刈り取っていない稲が残っている田んぼに移動してからその稲を刈り取り始めました。残りの3年生が脱穀を継続しました。単調な発動機の音を聞きながらもくもくと脱穀作業を続けました。

      干した稲をさらに搬入            暗くなる時刻、もくもくと脱穀作業
 

 私は脱穀しないでひたすら発動機や脱穀機を見守りました。脱穀機の調子が悪くなると、すぐにかけつけて直しました。何時間か作業を続けているうちに、すっかり当たりは暗くなりました。近くの道路を通る自動車のヘッドライトがまぶしくほどです。

           近くを通る自動車のヘッドライトを遠目にもくもく脱穀作業

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稲脱穀前、手回しワラカッターの調整

2010年10月27日 | 稲:稲刈り,脱穀,精白



 稲刈りが終わると脱穀をします。しかし、脱穀後のワラの後始末が大変です。しめ縄に使うには多すぎるし、ほとんどのワラは細かく切って田んぼか畑にまいて還元します。その時に、ワラを細かく切るカッターが必要になります。今年は、手動でもエンジンでも使えるワラカッターを使うことにしました。去年はエンジンで回すカッターを使いましたが、手動ではないためほんの少しのワラや雑草を切るにもエンジンをかけなければなりませんでした。

                 今年は手回しで雑草やワラを切るカッターを使用


 この農機具は、博物館に入れてもおかしくないようなレトロな機械です。私が子供頃(昭和30年代)、この機械で牛の餌を作るためのワラや草を切っていました。数週間分のワラを牛小屋内で作るのですが、埃がすごくてマスクをしていないと顔や鼻内がすぐに埃で真っ黒になりました。しかし、手動でもエンジンでも使えるとても便利な機械です。

      ワラや草の投入口                    カットされたワラと回転刃
 

 この機械の良いところは、手で回せることです。もう一つの良いところは、カットするワラや草の長さをネジ一つで調節できるところです。早くワラを腐らせたい時は細かくカットし、急いでカットしたいときは長めにカットします。

             ワラや草のカットする長さを簡単に調節できる橙色のつまみ


 この機械を長年使っていると刃が磨耗してきます。その時は回転刃を固定刃にわずかに近づけます。しかしながら、よく磨耗する箇所は、一番多く切断する面である刃の中心部分です。中心部分が磨耗すると砥石で研ぐしかありません。最近はこのような機械の刃を研ぐ専門の人がいなくなったので自分で研ぐしかありません。

      回転刃を固定刃に近づけるネジ     中心部分の磨耗で切断がやや緩い
 

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楽しかった、小学生の稲刈り・脱穀体験

2010年10月26日 | 稲:稲刈り,脱穀,精白



 10月25日、今年も賑やかな小学生に囲まれて稲刈りと脱穀体験を実施しました。別所小学校5年生の2クラス約70人,その保護者12人位,担任の先生2名,応援の大学生2名,さらに私を含めて4名の地域住民の参加です。2時間ほどのあっという間の稲刈り・脱穀体験でした。小学生達のお米作りに関わる体験は年間に4回(①田植え,②草取り,③稲刈り,④お米調理)です。今回は、田植え田の草取りに続く3回目の体験です。

       前日雨のため、田んぼはぬかるんでおり長靴を履いて稲刈り開始


 私がすべての小学生を直接教えるのは不可能です。このため、稲刈りを始めるにあたって保護者の方に稲刈りの方法、刈り取った稲の結束方法、カマの使い方や注意などを説明しました。そして、子供達より前に保護者に稲の刈り取りをして実習してもらいました。保護者が覚えた頃に子供達を呼んで稲刈りを開始しました。

      最初はカマの使い方が不慣れ       使っているうちに刈り取りに慣れる
 

 脱穀も稲刈りと同様に最初に保護者に使い方を覚えてもらいました。とても古い足踏み脱穀機のため、稲を脱穀しながら同時に足を踏んで脱穀ドラムを回さなければなりません。稲の脱穀時は脱穀ドラムへの抵抗が強くなるため回転がどうしても遅くなります。そんな時、回転数をキープするためより強く足踏みしなければなりません。そして、脱穀が終わると脱穀ドラムへの抵抗がなくなるため、反対に軽い力で足踏みしなけばなりません。慣れないと大人でも難しい操作です。

   保護者に見守られながら刈り取り            だいぶ稲刈りが進みました
 

 小学生に難しいのは、刈り取った稲を適度な太さに束ねることです。ワラでしっかりと稲束を縛らなければなりませんが、力が弱いためどうしても緩く縛ってしまいます。稲束は干されて乾燥すると縮むため、ゆるく縛っているとスルスルと稲束の一本一本が抜けてしまいます。結び方も特殊であるため、子供達は保護者や大学生などに教わりながら稲束を結束していました。

             保護者や大学生などに稲束の縛り方を教わる


 去年は稲刈りの終盤になると、男の子はカマで刈り取ることばかりになり、一方女の子は稲束を縛ることばかりにと、だんだん別れてしまいました。このようになると、結束する前に山のように刈り取った稲が積まれる事態になりました。この反省を元に、今年は自分で刈り取った稲は必ず自分で縛ることにしました。

   稲を地面に置いてじっくり結束          マンツーマンで結束方法を教わる
 

 今回の稲刈りに、東京薬科大学ASIATOのメンバーである大学生二人に応援にかけつけてもらいました。彼らはつい先日稲刈りをして脱穀も済ませたばかりです。子供達とも年齢が近いので、ちょっと年上のお兄さんと言ったところでしょうか。子供達に親切丁寧にに教えていました。

    親切丁寧にに教えている大学生        慣れた子は自分で刈り取り・結束
 

 最初は私や保護者などが刈り取り方法や結束方法を子供達に教えていましたが、子供達も5年生にもなると覚えるのも早いです。慣れた子供は自分でさっさと稲刈りしていました。また、子供同士で教えあい確認しあうなどの姿も見られました。

             楽しそうな保護者と子供、楽しそうに確かめあう子供と子供


 今回のような稲刈り体験は、保護者にとっては子供達の学校生活を生き生きと見ることができるよいチャンスだと思います。また、子供達と一緒に活動できるまたとないチャンスではないかと思いました。どの保護者も生き生きと楽しそうに子供達と稲刈りをしたり脱穀をしていました。

                 稲束を結束すると、稲を竹竿に架けて干す


 稲刈りが終わって稲束をワラで縛ると、その稲束を竹竿に架けて干します。通常この作業を「はさ架け」と言いますが、地方によって方法が違います。特に東北地方は竹竿の組み方に特徴があるように思います。しかし、コンバインによる稲刈りが進んだ今、稲刈りは日本中どこでも同じような光景になってしまいました。そもそも稲刈りから脱穀までが一つの機械で済んでしまい、稲束を干す光景を見ることがまれになってしまいました。

    竹竿の端から次々に稲束を架ける         稲束の架け方にも要領が
 

 生まれて初めての稲刈り体験のためか、最初はなかなかはかどりませんでした。しかし、回数を重ねるにつれて刈り取りの要領、結束の要領、竹竿に架ける要領がだんだん身についてきたようです。思いのほか稲刈りが早くすすむようになりました。最初と最後を比べると、ざっと2倍は早くなったような気がしました。

         刈り取りが早くできるようになったため、急遽竹竿を追加組み立て


 全員が稲刈りを済ませてから、次に脱穀をしていたのでは時間がかかります。また、全員が一度に稲刈りするほど田んぼは広くありません。そもそも稲刈りしたばかりの稲は乾燥していないので脱穀できません。最初2組が稲刈りを開始すると同時に、一週間ほど前に今回のために先行して稲刈りして干した稲を1組が脱穀体験をしました。稲刈りと脱穀の同時進行です。

               足踏み脱穀機を中心に脱穀体験のコーナー


 脱穀体験したのは足踏み脱穀機による脱穀です。去年までは、足踏み脱穀機に加えて、千歯こぎ、唐箕、足踏み縄ない機なども体験しました。しかし、今回は前日雨でしたので足踏み脱穀機だけの体験としました。

     足踏み脱穀機の周りに並ぶ             幌を被せた足踏み脱穀機
 

 足踏み脱穀機はペダルを足で踏むと脱穀ドラムが回転します。そのドラムに稲穂を当てると籾だけがはじき出されます。そのはじき出された籾を集めます。籾はけっこう広範囲に弾き飛ばされるので、脱穀機の周りに籾があまり飛ばないように幌(ゴザを利用)を被せています。幌をかぶせていると、飛ばされた籾が幌に当たって一箇所に集まるように落下します。

  回転する脱穀ドラムに稲穂を当てる      みんな稲穂を持って並び、脱穀を待つ
 

 足踏み脱穀機のドラムに当たって稲穂から脱落した籾はほぼ一箇所に落下します。その籾を回収する作業は最初保護者の方にお願いしました。落下した籾にはワラゴミが混じっているため、網でふるってから米袋に入れます。

             最初は保護者の方に、落下した籾を集めてもらう


 脱穀体験を済ませた子供達から順に、今度は脱穀後に落下した籾を集めてもらいました。手でかき集めた籾を箕に入れてから網でふるい籾を選別します。籾を触ったのも初めて、箕を使ったのも初めて、網でふるったのも初めての子供達でした。保護者も初めての方が少なくありませんでした。

     箕を持つ子供と選別する子供達         網を使って籾とワラゴミを選別
 

 子供達が集めて選別した籾は、後日籾摺りしてから精米して最終的に白米にします。普通に炊飯するお米が白米です。今回、子供達が稲刈り・脱穀したお米の品種は炊飯後に冷めてもぼそぼそしない「ミルキークイーン」と呼ばれる品種です。コンビニのおにぎりはこの品種が多く使われているそうです。

              手でかき集めた籾を箕に入れてご満悦


 今回の稲刈り・脱穀体験は保護者,大学生などの連携が良かったのか、参加者全員に笑顔があったように思います。早朝は小雨で寒空だったにも関わらず、楽しく体験できて予想した以上に稲刈りが進みました。毎年のことですが、子供達は次年2月頃に稲刈りしたお米を使って料理をします。数年前は体育館でもちつきその他はおにぎりなどを作って食べました。

   稲刈り楽しかったかな、笑顔の4人組      熟した橙色のカラスウリを見つけて
 

 今回、稲刈り・脱穀体験を実施するにあたって悩んだことがあります。それは、当日の深夜に雨が降ったためにせっかく脱穀用に干してあった稲がずぶぬれになりました。このため、当日脱穀できないかも知れない事態になりました。さらに濡れた稲で子供達が濡れないか心配でした。

         楽しく稲刈り・脱穀体験をした5年1組の生徒達と保護者,先生


 早朝小学校に電話して先生と今回の稲刈りを実施するか延期するどうか話をしました。私は、脱穀できない事態や濡れることを恐れて延期の考え、先生は今後の行事などを考えて実施する考えでした。子供達は長靴など雨対策をしているとのことで、実施する決断を下しました。結果的に大正解でほっとしました。事前に雨の場合の準備をメールで小学校に伝えておいて良かったです。天気が不安定だと実施するか中止するかいつも悩みます。

          みんな笑顔で稲刈り、明るい5年2組の生徒達と保護者,先生


 子供達が帰ると、山に囲まれたこの田んぼは急に寂しいほど静かになりました。大学生も授業があるとのことで、小学生が帰る直前に大学に戻りました。これで、秋の一大イベントが終わりました。私を含む残った稲刈り応援者は、賑やかな稲刈りの余韻を楽しむように田んぼを見下ろしながら腰掛けて談笑しました。

      架けた稲束にビニールを被覆          田んぼを見下ろしながら談笑
 

 このような稲刈り・脱穀体験はあと何回できるでしょうか。何年か前以前は、作った苗を小学校に渡すだけでした。しかし、ある時私が「校庭の狭いビニール池で稲を作るよりも、本当の田んぼで田植えや稲刈りなどを子供達に体験させた方がいいのでは。」と先生に声をかけたのが今回の体験に延々とつながっています。しかしながら、子供達のためとは言いながら、田んぼの管理は大変です。心身ともに疲れます。今後このような体験を続行できるか心配です。

             子供達が去ると急に静かになった、山のふもとの田んぼ

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小学校稲刈り体験準備完了、事務局会議

2010年10月25日 | 稲:稲刈り,脱穀,精白
 深夜明けの今日、朝10時すぎ頃に家に帰り2時間ほど仮眠した後に田んぼに向かいました。明日はいよいよ小学生達がやってきて稲刈りや脱穀体験をします(去年は10月末日)。最後の準備のため、細かな体験用具の配置や子供達の動線を考えながら準備を進めました。空は曇り空、時々雨粒がほほに当たります。明日の天気が心配です。

                 最初、足踏み脱穀機を運搬機で田んぼに搬入


 一番最初に、足踏み脱穀機を田んぼに下ろしました。とても重いこの農機具は一人でかついで運べません。運搬機の上に載せて、そろりそろりと下り坂を田んぼに向かって降ろしました。この脱穀機は脱穀する時に籾をはじくため、はじかれた籾を落として集めるための幌を張らなければなりません。幌を張るための鉄線を三本ほど脱穀機に取り付けました。そして、網,箕、籾を入れる袋などを用意しました。

       幌を張るため鉄線を取り付け          その他の脱穀用具を用意
 

 脱穀機に続いて稲刈りをする場所を準備整備しました。田んぼには防鳥網が被覆されているため、稲刈りの邪魔にならないように片方に寄せました。そして、子供達が歩き回る畦周りの雑草を草刈機を使って綺麗に刈り取りました。また、刈り取って稲を干す竹ざおを田んぼの周辺に立てました。

                  防鳥網を取り払い、稲束を干す竹竿を立てる


 稲刈りの最終準備として子供達に使わせるカマを用意しました。普通のカマではきれにくいため専用の「のこぎりガマ」を使います。明日の早朝、子供達を待つ間にこのカマを研ごうと思います。そして、脱穀機に幌を取り付けました。幌といってもゴザを代用しました。このゴザを使う理由は、適度な重さと硬さがあるため風などでふらふらしないためです。

     用意した6本の「のこぎりガマ」        ゴザを幌として脱穀機に取り付け
 

 脱穀機に幌を取り付けてほぼ稲刈りと脱穀体験の準備は完了です。急いで作業したため、午後3時頃にはすべて完了しました。稲刈り準備を手伝う人が一人来る予定のため3時半まで待っていましたが、姿が見えないので今日はこれで終わりとしました。
 なお、今日はユギの事務局会議があるとのことでしたが、稲刈り準備作業のため行けませんでした。駄目元で行ってみるとまだ会議をしていました。畑で作った小麦を製粉して作った小麦粉を使ったお好み焼きを楽しみながら談笑しました。

          事務局会議(お好み焼きで談笑中)、左からSさん、Hさん、Kさん
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稲刈り体験準備、稲刈機による稲刈り

2010年10月23日 | 稲:稲刈り,脱穀,精白



 小学校の稲刈り体験期日が迫っているため、いちいちカマで稲刈りなどしていられません。5年前(最後に使ったのは2005.11.16)に使っていた稲刈機を再び使うことにしました。この機械を使うと、あっと言う間に稲刈りが済んでしまいます。ちょっと味気ないのですが時間は待ってくれないので仕方ありません。この稲刈機は9年前(2001.9.24にいただく)に近所の農家からのご好意でいただいたものです。

                 10年ほど前、近所の農家からいただいた稲刈機


 鈴木牧場に永い間ほこりをかぶっていましたが、ガソリンを入れると保管方法が良かったのか一発でエンジンがかかりました。ただ、タイヤがパンクしていたのは痛い故障です。しかし、パンクを直している時間がありません。パンクしている状態で鈴木牧場から田んぼまで自走しました。

      田んぼを回るように稲刈り               稲刈りが終わった田んぼ
 

 小学生が稲刈り体験する田んぼをぐるっと一周数株分だけ稲刈りしました。数株分の隙間があると最初稲刈りがスムーズに進みます。網が張ってある内側を稲刈機を動かしたので、機械が網に引っかかります。網を避けながらの稲刈りでした。

                 防鳥網に引っかかりながらの稲刈り


 今回の稲刈りで小学生に脱穀体験させる分量の稲束を確保することができました。あらたに竹竿を立てて今回刈り取った稲を架けて干しました。稲刈り体験まで、あと24日の一日しか準備日がないので、朝からずっと作業しどおしでした。

    刈り取って干した稲束と稲刈機           脱穀体験に使うスペースを確保
 

 雨が降りそうだったため、干した稲束の上にビニールを架けておきました。こうすると、少々の雨が降っても濡れません。濡れたとしても、晴れた日には乾きやすくなります。この時期は、晴れの日が続くよう祈る日々です。

          雨に濡れないように、稲束の上にビニールを被覆

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稲刈り前、防鳥網の回収

2010年10月22日 | 稲:稲刈り,脱穀,精白
 小学生の稲刈りまでもうすぐです。仕事の生き帰りの合間をみてはその準備作業をしています。今回は田んぼ全体を覆っている防鳥網を一面だけ外しました。網があると稲刈りどころか田んぼ内を移動ができませんので。
 今年張った防鳥網はとても細かいので、一人で回収作業していると長袖のボタンや帽子の頭頂部に引っかかったりして思うようにまかせません。また稲を踏み潰さないように足元に注意しなければなりません。

          外し始めの防鳥網、枯葉や田んぼ泥土が絡まって回収困難


 大規模な田んぼでは防鳥網は必要ありませんが、この田んぼは狭く一番街に近いためスズメなどの害鳥が毎年のように襲来します。防鳥網が無いと、稲は丸裸にされて収穫がいっさい見込めません。このため、毎年のように網張りをしなければなりません。やれやれ。この網張りさえなければ稲作は楽しいはずなのですが。

      落ち葉が絡まった防鳥網         網の端を一つ一つ束ねる(一番面倒)
 

 防鳥網を一枚回収するだけで3時間以上かかりました。枯葉が絡みついたりしてそれを解いたり、田んぼの土が固く絡み付いてそれを外したり、一番面倒なのは防鳥網の端の面を一つ一つ束ねることです。それにタヌキ,アライグマ,またはハクビシンが網の端を食いちぎっている箇所がいくつかあるのでそれを見直しすることもしなければなりません。
 今回は、稲刈りの準備をするよりも防鳥網を回収するだけで時間が過ぎてしまいました。今後回収する防鳥網はあと4面ほどあります。すべての防鳥網を回収することを考えると気がとおくなります。

 外した防鳥網をいったん直線上にに伸ばす         回収して丸めた防鳥網
 
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脱穀体験準備のための稲刈り

2010年10月20日 | 稲:稲刈り,脱穀,精白



 小学生達が稲刈りする日は11月25日(去年は10月31日)と決まりました。その日までにいろいろな準備をしなければなりません。まずは、田んぼの中に脱穀機などの農機具を体験させるスペースを確保しなけければなりません。そのスペースを確保するため、その箇所の稲を優先的に刈り取りました。

              小学生達に脱穀体験させるスペースを優先的に稲刈り


 そのスペースを稲刈りして空けると、そこに足踏み脱穀機,千歯こぎ,唐箕などの農機具を置きます。当日、子供達には稲刈りをするチームと脱穀体験するチームに分かれてもらう予定です。途中で稲刈りチームと脱穀チームを交代します。当日子供達が脱穀する稲は、今回スペースを空けるために刈り取って干した稲です。

             子供達に脱穀させる稲を刈り取って干す

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東京薬科大学ASIATOの脱穀支援(1)

2010年10月18日 | 稲:稲刈り,脱穀,精白



 稲刈りが終わってそろそろ脱穀が始まります。今日は東京薬科大学 環境グループASIATOの脱穀作業の支援をしました。先日稲刈りして干した稲の脱穀です。大規模農家では稲刈りから脱穀まではコンバインなどで一気に済ませます。しかし、今回は昔ながらの機械で脱穀をします。

             今ではレトロとなった脱穀機をリヤカーで運ぶ薬科大学生


 まずは、脱穀機を田んぼ近くまで運ばなければなりません。大学生達と一緒になって鈴木牧場に保管している今ではとてもレトロな脱穀機を運びました。一旦その脱穀機をリヤカーに乗せて、舗装道路の上り坂道をエイエイ言いながら運びました。次に、その脱穀機を動かすこれまたレトロな発動機を運びました。

   脱穀機と発動機のベルト連結確認            干した稲を竹竿ごと運搬
 

 脱穀する稲を運び込むと、いよいよ脱穀の開始です。発動機の燃料タンクに軽油を入れて動輪を回しました。すると、一年ぶりに煙を吐きながら勢い良く回り始めました。すぐに、予め小川から汲んでおいた水を発動機のホッパーに注ぎ込みました。そして、ベルトで脱穀機と発動機を連結します。脱穀機内の回転ドラムが回り始めるといよいよ脱穀の開始です。

                 脱穀機内の回転ドラムが回り始めると脱穀開始



 今回脱穀作業に参加した大学生は、去年の5回の脱穀(10月末11月上旬11月下旬12月上旬12月中旬)に参加したメンバーが多かったので作業はお手の物です。彼らが脱穀の間、私は安心して田んぼで稲刈りをしていました。2時間ほどの脱穀だったでしょうか。脱穀後のワラは、懇意にしている近所のKさんにあげました。ワラは長ネギ栽培に欠かせないそうです。今回脱穀して得た籾は後日籾摺り・精米して、去年と同様に10月末の学園祭で使うそうです。

     楽しそうに脱穀中の薬科大生          ワラを軽トラに積んでいるKさん    
 

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今年の稲刈りスタート

2010年10月17日 | 稲:稲刈り,脱穀,精白
 今月25日に別所小学校の生徒達が稲刈りにやってきます。生徒達が田植えして、生徒達が草取りした田んぼでの稲刈りです。稲刈りできるようにするためには、今から子供達が歩いたりする畦道を綺麗にしたり脱穀機などを体験するスペースを田んぼ内に確保する必要があります。

                   雑草で埋まった田んぼ脇の畦道


 まずは、子供達が歩く畦道を綺麗にしました。この畦道は子供達が歩くだけでなく脱穀機などの機械を運搬する道にもなります。この夏の間に、畦道はすっかり雑草が茂っていました。
         防鳥網を畦から外す                畦際の稲の刈り取り
 

 畦に沿って水路が流れているため、田んぼ側に水が染み出しています。このため、田んぼの畦際は土が軟らかく長靴がはまります。長靴が土にはまらないように注意しながら、田んぼを覆っている防鳥網の裾を外してから稲を刈り取ったり雑草を刈り取りました。

                   雑草を綺麗に刈り取った田んぼの畦際


 10月になってからよく雨が降ります。この田んぼは自然排水のためなかなか水が抜けず、田んぼはぬかるんだままです。25日の小学生の稲刈りまでに乾くかちょっと心配です。

            この畦際を通って歩いたり脱穀機などの機械を田んぼに搬入


 畦際の稲刈りと除草が終わり二人横になって歩ける幅の畦際通路ができました。今度は、刈り取った稲を干す竹の棒を搬入しました。そして、田んぼの脇に竹棚が二段になるように組み立てました。組み立てが終わると、刈り取って束ねた稲束を竹の棒に架けて干しました。今回干した稲束は、一週間ほどで乾燥し脱穀できるようになります。

       竹の棒を二段に組み立てる           稲束を竹の棒に架けて干す
 
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