東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田んぼで苗代作りと耕運

2007年04月24日 | 稲:春作業,苗作り
 お米を作る第一歩は、お米の苗を作ることです。一般的にお米は種をそのまま田んぼに蒔きません(「直播」と言う種を田んぼに直接蒔く方法もあるが)。苗代で大事に苗を育ててその苗を移植します。今日はその苗代を田んぼ内の一角に作りました。まずクワで苗代を囲む畦の片側を切りました。田んぼの泥はとてもぬかみクワに泥が付いて作業もなかなかはかどりません。

             苗代を囲う畦の内側をクワで切る


 畦を切ると苗代を囲うように畦シートを張っていきます。このシートによって苗代からの水漏れを防ぐことができます。去年までは畦シートを使わないで平クワで丁寧に畦塗りをしました。しかし、今年は苗代作りのメンバーが集まらず、私一人で苗代を作りの辛いため今年は試しに畦シートを使って見ることにしました。

             苗代を囲うように畦シートを張る


 畦シートを張ったあと、苗代に水が貯まるように小川から水を入れました。次は耕運機にかご車輪とレーキをつけてかき回せば苗代の完成です。午後雲行きが怪しくなったので耕運機を入れるのはやめました。その代わりに、先日途中だった田んぼの耕運をしました。

             苗代作りに続いて田んぼを耕運


 田んぼはこれですべて耕運しました。あとは水を入れるだけで代かきできます。念のためもう一度耕運しようと思いますが、その前に田んぼを囲む畦を修復する必要があります。

           田んぼの全景(左隅が苗代、他は田んぼ)
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