東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

雨中、耕運機で苗代の代かき

2007年04月25日 | 稲:春作業,苗作り

 午前中は雨が降っていたので苗代の代かきをやめようと思いましたが、苗作りが遅れているためあえて決行しました。最初、耕耘機を耕運用から代かき用に変えました。そのため、ロータリーをかご車輪に変えて後ろにレーキを取り付けました。

           ロータリーを外してかご車輪を装着中の耕運機


 かご車輪とレーキを取り付けた耕耘機を、昨夜からの雨水で満たされた苗代に入れました。そして、泥をかき回すようにして泥をこねました。そして、レーキで苗代内の高低差がなくなるように泥を高いところから低いところへ移動しました。これを何回もも繰り返して苗代を完成させていきます。耕運機では直せない微妙な高低差はトンボというレーキのようなものを手で動かして直しました。素足で田んぼに入りましたが、今日はそれほど冷たくありません。例年のことですが、耕運機がはねる泥が体や顔に付いて汚れることが一番困ります。

             耕運機で苗代内の泥の高低差を無くす

 代かきは一年のうちで一番耕運機を酷使するときです。耕運機のいたるところに泥が付いて汚れます。また推進が深いときはキャブレター付近まで水に浸かり、エンジンの回転で勢いよく水が跳ねます。また、排気口に付いた水か蒸発して白い蒸気を発生します。

               苗代の代かき中、跳ねた泥で汚れる耕耘機

 苗代作りを終わってすぐに家に帰りました。そして、汚れたズボンや上着をすぐに洗濯して干しました。あとは種もみを蒔くだけです。

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