今日は「ごはんCUP2007」決勝大会です。私が米作りを指導した高校生が出場します。一昨年は仕事のため応援に行けませんでしたが、今年は運良く仕事が休みでした。朝8時頃に家を出て、10時頃に決勝大会会場がある国際展示場前駅に着きました。駅を降りると、雲ひとつない快晴でした。
会場のパナソニックセンター 決勝大会会場入り口
三年ほど前に行ったごはんCUP2004は女子短大で決勝大会が開催されましたが、今回は料理を専門に撮影できる録画スタジオとのことでした。天井からは無数のスポットライトが輝き、たくさんの撮影スタッフが忙しそうに歩きまわっていました。1時間ほどの放送に、これだけの設備とスタッフが必要なのかと感心しました。
料理中の高校生が投影される作りの決勝大会会場内部
最初はメッセージ部門の発表です。参加した高校生の特徴ある食材作りの様子や料理の様子がビデオで紹介されます。そして、高校生達の寸劇などのプレゼンテーションの発表です。なかなかうまく声が出なかった高校もあり、見ている方もハラハラドキドキの連続です。
メッセージ部門が終わると、いよいよ高校生達による料理の開始です。90分間で料理を作らなければなりません。料理を作っている間、審査員からいろいろな質問を受けます。その返答をしながらも料理を続行しなければなりません。
審査員からいろいろな質問をされる料理中の高校生達
私が米作りを指導した、「シャモくんとおコメットさん」グループは、東京の瑞穂農芸高校と愛媛県の観音寺高校のユニットです。メッセージ部門の時、私が彼女達を指導した田んぼや私が少し写っていました。この二つの高校は東京都と愛媛県で、とても離れています。一緒に練習する機会が少なく大変だったようです。いろいろ裏話を聞かしてもらいましたが、決勝当日までには料理内容もまとまったようです。いろいろミスしたことあったでしょうが、彼女達には一生の思い出になったことでしょう。
「シャモ君とおコメットさん」グループの高校生達
各チームとも気合が入っていました。今年は、地区特産の農産物を使った料理が多かったように思います。地元特産の大豆を使った豆腐作り,赤い大豆を使った料理。そして、地区特産の野菜,シャモ,または豚です。
東京シャモを使った料理 採点結果を神妙に待つ
どのユニットも僅差とのことでしたが、最優秀賞は豆腐料理を使ったユニットに決まりました。プレゼンテーションも良く、料理もうまくでき、しかも制限時間内に終わりました。一生懸命練習しチームワークも良かったからでしょう。密な料理練習やチームワーク作りには、近県の高校とユニットを組むことが有利のようです。来年のごはんCUPはどんなドラマがあるでしょうか。
最優秀賞授与の「ソイビーンズQlove2」のユニット