東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

狭幅ロータリー装着失敗、古代米の籾摺り

2007年11月26日 | 農機具,工具

 先日小麦の種をまきましたが、例年よりも畝幅を小さく60cmにしました。このような狭い畝幅の除草をするには耕耘機に専用のロータリーを付ける必要があります。このロータリーは本田の耕耘機410専用のものです。しかし、本田の耕耘機が無いため、いつも使っているクボタの耕耘機に装着してみました。耕耘機は基本的にメーカーが異なっていても装着できると思ったためです。

           小幅ロータリー装着を試みたクボタの耕耘機


 クボタの耕耘機は10年以上もけん引部を交換したことがありません。まず、現在取り付けている部品をはずすのにとんでもなく苦労しました。けん引部の軸が硬く固着していてびくともしません。ハンマーでたたいたり、こじったりしながら小刻みに動かしました。苦労の末、ようやくはずしたけん引部に狭幅ロータリーを装着しました。

    けん引部の固着した軸           狭幅ロータリーの取り付け
 

 苦労の末、狭幅ロータリーをけん引部に取り付け、いざチェーン伝導部品を取り付けようとして愕然としました。チェーン伝導部がクボタの耕耘機に合わなかったのです。これでは、ロータリーを回すことができません。本田の耕耘機専用のチェーン伝導部品はクボタの耕耘機に合わないのです。ああ、がっかりです。苦労の末、取り付けた狭幅ロータリーはずしました。

           本田とクボタでは互換性がないチェーン伝導部


 がっかりした気持ちを入れ替えて、次に籾摺り作業をしました。残っていた古代米(赤米)の籾摺りです。今日の籾摺りですべての古代米が籾摺りを完了します。

                  前回に続いて籾摺りした古代米


 籾摺りされた古代米の玄米は小麦色をしています。出穂した時に鮮明な赤色をしていた穂は熟すと黒紫色になります。その黒紫の籾に包まれた玄米は小麦色です。古代米はノギが長いためか、一度の籾摺りでは玄米に少しの籾が混じります。このため二度籾摺りをしました。

            黒紫色の籾が取れて小麦色の玄米が排出

コメント
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