深夜勤務明けの午後、眠りから覚めると古代米(赤米)の籾摺りをしました。この古代米はとてもノギ(籾から伸びるヒゲの部分)長いため、うまく籾摺りができるか心配でした。ノギが絡みあって籾摺り機の中で詰まらないか少し不安でした。しかし、思いのほか順調に籾摺りできました。
籾摺りした古代米(赤米)、とてもノギが長い品種
日頃使っている籾摺り機を出して、籾を入れた袋と玄米が入る袋をセットしとしました。次に、籾から分離された籾殻を噴出すフードを取り付けました。このフードを使うと、好きな方向に籾殻を噴き出せます。
右に古代米の籾を入れた袋、左に古代米の玄米が入る袋をセット
吸い込まれる二度通しの古代米 万石を流して屑米を選別
古代米の籾はたくさんの量がありました。このため、早く終えるため一度にたくさん籾摺りしました。籾摺り機がうなるように籾を摺り、玄米も籾殻も同時にたくさん噴出しました。ただし、一度目の籾摺りでは籾殻が分離されない籾が少しありました。このため、籾摺りをもう行う、二度通しをしました。
たくさん籾摺りされて出てきた古代米の玄米(ストロボで止まって見える)
籾摺りされて出てきた古代米(赤米)の玄米は赤い色をしているのかと思っていたら、小麦のような色をしていました。大きさも小麦とほぼ同じ色です。小麦と違うのは、小麦は縦方向にすじ状の割れ目がありますがそれがありません。
小麦と同じような色をしている赤米の玄米
籾からは玄米と籾殻が分離されて出てきます。籾殻は吹き飛ばされて地面に落ちます。昔はその籾殻を燃やして炭にしたり灰にするなどして有効利用していました。今回は燃やすほどの量はないため、そのまま地面に捨てることにしました。
古代米(赤米)の籾殻から分離された籾殻