東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

稲の脱穀作業、サツマイモ掘り

2007年11月15日 | 稲:稲刈り,脱穀,精白
 今日は本当に良い天気でした。晩秋の日差しを浴びながら、最後の脱穀作業を中間としました。最初、石油発動機を動かしてその回転をベルトに伝えて脱穀機を動かします。しかし、骨董品のような石油発動機は気難しくなかなか始動できません。ます、お湯を沸かして石油発動機を入れます。さらに、始動しやすくなるように、ガソリンを吸気口にたらします。最後にクランクを勢いよくまわして始動します。黒い煙出しながら発動機は回りだします。

             晩秋の日差しを浴びて稲の脱穀開始


 10月終わりから11月まで、仕事の関係や天気の関係でなかなか稲を脱穀できる良い日がありませんでした。雨に何度も降られていた稲はだいぶ傷んでいましたが、籾はあまり痛んでいませんでした。

        石油発動機の回転をベルトを通じて動かす古い脱穀機


 私を含めて3人が脱穀しましたが、直接脱穀する人は一人で十分です。一人は、干した稲を脱穀機まで運ぶ係り、運ばれた稲を脱穀する係り、脱穀終了した稲を集める係りに分かれて脱穀作業をしました。私は脱穀が終わった稲束を集めました。ただ集めるだけはなく、集めた稲束が雨がしみこまないようにわらぼっちを作りました。4,5年ぶりに作ったので上手にはできませんでした。私は山口県の作り方で作りました。東京ではあまり見られない作り方です。

            あまり上手に作ることができなかったワラ山


 脱穀が終わるとサツマイモを堀りました。2株のサツマイモを掘りましたが、今日集まった4人で分けるに十分な量を収穫することができました。土の間から出てくる赤い色の芋はとても美味しそうに見えます。皆童心に戻って楽しくサツマイモを掘りました。

                  童心に戻って楽しくサツマイモ掘り
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