東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

初春、畑の耕運作業

2010年01月09日 | 草刈り,整地



 久しぶりの休みを利用して畑の一角を整理しました。整理した箇所は以前から堆肥を作る場所として使っていました。8年前に堆肥場を作り、それ以降落ち葉を集めて、その落ち葉と牛糞などを混ぜるなどして堆肥を作りました。途中カブトムシの幼虫が発生したこともありました。しかしながら、年数が経つうちに堆肥を囲む板が腐ってしまいました。このため、堆肥場の境目が分からなくなるにつれて、収穫物の残渣を捨てる場所になってしまいました。この残渣捨て場を今回整理してあらたな畑にしました。

           溜まった野菜や麦などの残渣を熊手でかき集める

 溜まった残渣は半分腐った状態になっていました。この残渣類を集めて田んぼに蒔く予定です。腐った残渣類は水が貯まった田んぼでさらに腐らせて肥料代わりにします。代かきをする6月頃には腐ってとろとろ状になります。

     残渣類を積み上げ       残渣類を出した後、さらに除草
 

 残渣類を持ち出した後、草や笹が生えている箇所を何箇所かありました。その箇所を草刈機できれいに刈りました。草を刈ると一面が平らになります。次に耕運機で耕しました。もともと堆肥場にしていたためか、耕した土はふかふかしています。春夏野菜を植えるには最適です。

              耕運機で耕すと一面ふかふかの土
 

 耕運機で耕すと笹の根や茎が少し出てきました。その茎や根を手で取り除くと畝の出来上がりです。まだ寒いので種は蒔けません。葉物野菜の種を蒔こうか、かぼちゃなどの実物野菜の種を蒔こうか、考えるだけで楽しくなります。暖かい日差しに囲まれて軽く汗を流した一日でした。

     春先にどんな野菜の種を蒔こうか、考えるだけで楽しみな新畑

コメント
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