去年東京薬科大学生からいただいたもち米の籾摺りと精米をしました。このもち米は、去年の学園祭以降に脱穀したもので余ったお米とのことです。一昨年の学園祭(東薬祭り)の後も、余ったもち米をいただきました。精米したもち米は、小学校で使ってもらうか仲間で分け合おうと思います。
使用した精米機、右の袋に籾、左の袋に玄米
籾が十分に乾燥されていないと、籾摺機内で詰まったりしてなかなか作業がはかどりません。しかし、ほど良く干されていたため快調に籾摺りできました。大量に排出される籾殻は今回採取しませんでした。少しもったいないのですが。
ほど良く乾燥された籾 排出された玄米
今後籾摺り精米するお米はまだたくさん残っています。古代米とうるち米です。このうち古代米はあまり美味しくありません。パサパサしているので普通のお米に混ぜて赤飯のようにして食べるしか方法がありません。古代米だけでは少々食べにくいです。ただし、精米して糠を取ると白米のように白くなります。また、もち質のため、おもちのようにして食べるとよいかも知れません。
籾を籾摺機の受け口に搬入
籾摺りが終わると、次に精米をしました。精米機の上部にもち米の玄米を入れます。そして、精白度を設定して少しずつ玄米を落とすと、精米された白米が下に落ちます。
精米機、上に玄米を入れると下の袋に白米が落下
今回の精白度は90%にしました。白度が落ちるため真っ白にはなりませんが、胚芽が少し残って栄養が残ると思います。玄米を精米機に入れた後、精白が完了するまで20分程度時間がかかります。
搬入したもち米の玄米 精白される間、周りを散策
使った精米機は家庭のものらしく完了するまで時間がかかります。その間、気分転換に鈴木牧場周りの畑を散策しました。とても天気が良くのんびり散策しました。この畑でかつてサツマイモや小麦などを作ったことがありました。精米が完了すると、家に持って帰って保管しました。
精米されて白くなったもち米は下の紙袋に排出