東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

遅れた夏キャベツ苗の植え付け

2010年05月07日 | 野菜:葉菜



 去年は3月に夏キャベツの種を蒔いて育苗しました。そして育苗した苗を4月に移植しました。しかし、今年は忙しさにかまけてキャベツを育苗できませんでした。このため、苗を購入して移植することにしました。しかし、キャベツの苗を店で探してもほとんど見つかりません。移植する時期を誤ったようです。仕方なく売れ残った苗を購入して移植することにしました。

    キャベツ用畝を作る           雑草避け浸水性黒マルチを被覆
 

 農薬を一切使わないで夏キャベツを作るためには寒冷紗を使うのは必須です。また、夏は雑草が大量に発生するので除草を少なくする工夫として黒マルチを畝に敷くことにしました。耕耘機で畝を作った後に黒マルチを敷きました。黒マルチには予め苗を移植する穴を開けておきました。その穴に購入した苗を移植ごてを使って丁寧に植えました。

            移植ごてを使って丁寧にキャベツの苗を移植


 去年自分で育苗したキャベツの品種は四季獲キャベツでした。今回購入したキャベツは売れ残りでしたが、一株200円のとても高価の苗でした。高価格のため売れ残ったのだと思います。品種は、イタリアンキャベツとサラダキャベツでした。やれやれ今年は高い買物をしてしまいました。来年はちゃんと育苗しようと思います。

      移植されたキャベツ苗           黒マルチの穴に沿って移植
 

 苗を移植し終わると寒冷紗で覆います。そのために黒マルチに沿って竹のアーチを差し込んでいきました。この竹のアーチは約1年前に竹を割って作りました。しかし、春夏秋冬と1年以上経過しているため少しもろくなっています。今年が使用できる限界でしょう。

            1年前に作った竹のアーチを黒マルチに沿って差し込む


 竹のアーチを必要分差込み終わると、ようやく寒冷紗をその上から覆います。黒マルチの片方に寒冷紗を固定した後、もう片方に寒冷紗を引っ張り固定します。今日は風が強かったので何度か寒冷紗を流されましたがなんとか固定できました。

    寒冷紗脇に被せる土作り             寒冷紗を片側から被覆
 

 寒冷紗を覆い終わると寒冷紗脇に土を盛って固定します。この畑は比較的風が強いのでしっかり土を盛って固定する必要があります。台風などの強風にも耐えられるようにしっかり盛ってさらに足で強く踏みます。

            寒冷紗脇に土を盛って強風にも耐えられるよう固定
 

 寒冷紗を固定すると、うまくいけば収穫まで何もする必要はありません。何とか無事に黒マルチと寒冷紗を使って無農薬栽培できそうです。困るのは寒冷紗のすそが風などでめくれることです。そのめくれた間から害虫が入り込むと、せっかく移植したキャベツを食べられ放題です。時々寒冷紗の状態を見守る必要があります。

            寒冷紗を透してうっすら見えるキャベツの苗  

コメント
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