峰谷の峰地区から降りてくると、再び奥多摩湖北岸の三叉路に出ました。この三叉路すぐに赤い鉄製の橋が架かっています。今は鉄同士は溶接でつながれていますが、この橋の鉄はビョウでつながっています。このため、とても古い作りの橋だと分かります。私が都心に住んでいた二十歳代前後にこの橋のたもとに来たことを覚えています。この橋から電波を発信させて、どの程度電波が通るか実験した記憶があります。
橋から見た奥多摩湖 古い作りの赤い橋
なお、この橋近くの湖岸に昔、奥多摩ロープウェイがあったとのこと。どこにあったのか分かりませんが。奥多摩湖を見下ろしながらかごに乗ったのでしょう。橋を過ぎてしばらくすると、小菅村へ通じる深山橋と丹波山村に向かう道に分かれます。今回は、いったん深山橋を渡って三頭山の見晴台に行った後、同じ道を再び戻って丹波山村に向かうことにしました。まずは、奥多摩周遊道路を通って三頭山の月夜見第1駐車場(展望台)に行きました。
三頭山の月夜見第1駐車場(展望台)から見下ろした奥多摩湖
奥多摩湖方面にドライブする時、この三頭山の月夜見第1駐車場(展望台)は外せません。この展望台、私が二十歳代の頃に横浜から原付バイクでトロトロ走って来たことがあります。当時は、奥多摩周遊道路は有料でした。朝早くから出発して夜の9時頃に横浜の寮に戻ったように記憶しています。
北側の山々を見て、丸は1時間ほど前に行った峰地区
空を見上げると、紺色の空に白い雲が筋のように走っていました。秋特有の雲の形です。北の方角を遠望すると雲取山などの山々が見えました。二十歳代の頃、横浜の山岳会に所属していたため、この奥多摩方面の山々には何度も登ったり縦走しました。これらの山々に登ることはもうないでしょう。
奥多摩方面の山々の空高くかかる筋雲
三頭山の月夜見第1駐車場(展望台)から見た、奥多摩湖や雲取山などの山々
三頭山から降りると、再び深山橋を渡って奥多摩湖北岸の道に戻りました。途中、陣屋と呼ばれる茶屋で休もうかと思いましたが、人がたくさんいましたし今の時期は日が短いのでやめました。この頃、午後1時頃でした。そろそろ山陰に隠れる道がでてきます。山梨県の丹波山村に向かってバイクを走らせました。
人気の茶屋、陣屋 深山橋を再度渡って丹波山村に