父親の見舞いを済ませた次の日、息子と家内は仕事のためそれぞれの家に帰っていきました。家族が勢ぞろいしたのはたった一日でした。もう少し長く滞在してくれれば、もっとゆっくり話もできたのでしょうが仕方ありません。その代わり娘が日本に帰国して1週間程度山口県に滞在するので、娘とはのんびりと話ができました。今回、私の母と私の娘を連れて上関半島をドライブしました。
朝食後、家内と息子は仕事で帰宅 母や娘と上関半島をドライブ
ドライブの始めに、入院中の父親を見舞いました。少し容体が良くなっているようでした。病院を出ると、大星山に行きました。この山の頂上から、西を見ると佐合島,馬島,牛島,祝島などを眼下に見下ろすことができました。もっと天気が良ければ、九州の山を見ることができます。
大星山から上関の長島方面を見下ろして、赤丸は次に行った上盛山
大星山を下りると、次に上関の上盛山に行きました。この山の頂上には展望台があり、天気が良いと360°の展望を楽しむことができます。母親は足が悪いので展望台の階段を上ることができません。このため母親は、私と娘が展望台に上っている間下で待っていました。
紺碧の空に映える展望台 父親が入院中の病院を見て
展望台にて、景色を堪能している娘
今日の上関はとても天気が良く、眼下の上関以外にも、遠く九州や四国を見通すことができました。展望台の上は360°の景色が見えるように、ぐるりと歩いて回ることができます。私は久しぶりにこの景色を楽しみました。娘はこの展望台に来るのが初めてのためか、私以上に景色を堪能していました。
東方面180°の景色、眼下には上関の街並みが小さく見える
展望台を降りると、下で待っていた母親と一緒に昼食をとりました。展望台下はちょうど桜が満開で、桜の咲く下で花見をしながら食べました。食べたのは、途中のコンビニで購入した岩国寿司です。おにぎりと違って、粋な一口寿司です。
満開の桜の下で、休憩長椅子に座り昼食を
この山の頂上は、景色も良い上に手ごろな休憩場所があります。長椅子や四角のテーブルがありますし、芝生もあります。その上あまり有名でないためか、いつ行っても人がいません。今回は、私達以外に下からわざわざ歩いて来たグループがありました。
桜の木漏れ日のなかで、のんびりと昼食
上盛山を下りると、今度は上関半島の柳井側にある伊保庄(よのしょう)と呼ばれる地区に行きました。母親が、この伊保庄の山近の呼ばれる地区で育ちました。このため、私は子供の頃からこの地区によく遊びに来ました。特に、夏は海水浴に毎年のように来ました。海岸は遠浅で白い砂の海岸がどこまでも続いています。
上盛山途中のモダンなトイレ 伊保庄(よのしょう)の海岸線
伊保庄(よのしょう)の海岸で少し休憩をとりました。この頃になると、風が少し冷たくなってきました。海岸を少し眺めながら小休止をとった後、すぐに車に戻りました。もう少し時間があれば、母親が育った山近やお墓に行ってみることができたのですが残念です。30分ばかり運転して家に戻りました。
伊保庄(よのしょう)の海岸堤防前で、母親と孫娘