東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

大変!肥料と除草剤を間違える

2012年06月04日 | 草刈り,整地

 やれやれ、化成肥料と除草剤を間違えてまいてしまいました。間違いに早く気が付いたので良かったです。ここ数年、亡き父親は体調が悪かったため草刈機を使えませんでした。このため、除草剤を使っていたようです。そして、父親が使っていた除草剤が残っていることは知っていました。しかし、これほど化成肥料によく似た除草剤があることに気が付きませんでした。袋をよく確認しなかった私が悪いのですが。

 除草剤を誤ってまいた個所の土を除く      左丸は肥料をまいた個所
                            右丸は除草剤をまいて削った個所
 

 陸稲の芽が出た個所に化成肥料(実は除草剤)をまいていると、二つのことに途中で気が付きました。一つは、化成肥料特有の特に窒素の臭いがしませんでした。二つ目は、肥料と比べてさらさらしていることでした。そこで不思議に思って袋を見ると、なんと除草剤でした。化成肥料にとても似ている除草剤があることを初めて知りました(水田用には似たものがありますが)。父親がこの除草剤の残りを置いていたようです。

     除草剤をまいた土を取り除いた後、陸稲を再度まき土を被せる


 誤りに気が付いた後、すぐに除草剤をまいた個所の土を取り除きました。せっかく陸稲が芽芽生えていたのに大失敗です。どうせ陸稲は除草剤で枯れてしまうので、土ごと陸稲を取り除きました。そして、少し残っていた陸稲を蒔きましした。そして、新しい土をその上から被せておきました。やれやれ大失敗でした。

     除草剤が入ったビニール袋      陸稲を播種後、新しい土を被せて鎮圧
 

 除草剤がわずかでも土に浸みていれば、陸稲の芽は生えないと思います。残念ですが仕方ありません。その後、他の陸稲には、ちゃんとした化成肥料を蒔いておきました。すでに芽生えた陸稲と、今回新たに種まきした陸稲とは相当成長に差ができると思います。これまで私は一切除草剤を使わずに農作業してきました。今後もそのつもりです。このため、父親が残したすべての除草剤を処分しようと思います。なお、その除草剤を素手で触ったので少し心配なのですが、今のところ何の症状はありません。

                芽生えた陸稲と、根本にまいた化成肥料 

コメント (1)
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