東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

タマネギを種まきして育苗開始

2013年09月22日 | 野菜:根菜

 今年もタマネギの種まきや育苗の季節がやってきました。数年前まではタマネギの苗を購入して植え付けていました。50本/束で450円位でそう高くもありませんが、種で育てるとさらに300円で300本以上のタマネギの苗を育てることができます。また、自分で育てる楽しみもあります。今年は、去年より10日ばかり早くタマネギの苗作りを始めました。11月に育った苗を移植し、来年5月に収穫する予定です。 

      レーキでタマネギの畝を整形           ジョロで水分を加える
 

 タマネギを育苗する畝は数日前に作っていました。今回は、レーキでその畝を整形するところから作業を始めました。レーキで鞍型に畝を整形すると、ジョロで水をかけました。今は、天気が良く乾燥しているので発芽のための水分が不可欠です。まんべんなく水をかけると、いよいよ種まきです。何粒かの種を指で摘んで、揉むようにしながらパラパラと散まきしました。

     今回種をまいたタマネギ               指を揉むようにパラパラと散まき
 

 種をまき終ると、網を使って細かい土をふるうようにしてかけました。石が混じったり、枯草が混じるとタマネギの発芽を邪魔するからです。なお、この細かい土の上からは水をかけません。水をかけると土が硬い被膜を作り、タマネギが正常に出芽できなくなります。

                 種まき後、網を使って細かい土を被覆


 細かい土を被せ終ると、今度はその上に籾殻を薄く被せます。燻炭籾殻の方が良いようですが持っていないので、去年陸稲を籾摺りした時のものを使いました。籾殻を薄く被せ終わると、乾燥避けのため黒いシート被せました。べったり畝を覆わないように、竹U支柱を挿した上に被せました。タマネギが発芽すると、このシートはすぐに外します。

        籾殻を薄く広く被覆               さらに黒いシートで乾燥避け
 

 ところで、あちこちの空き地や土手などで彼岸花が咲いています。我家の隅っこでも、彼岸花が真っ赤に咲いています。白色や黄色の彼岸花もありますが、真っ赤なものが一番多いようです。この花が咲くと秋がもうすぐ本番になると分かります。
 農作業的には、この花が咲くと秋冬野菜の種まきや植え付けを急がなければなりません。タマネギの種まきは今回終わったので、キャベツ、チンゲンサイ、タアサイ、大根などの種まきが迫っています。9月中に終わるように、急がなければなりません。

                我家の真っ赤な彼岸花。この花が咲くと、秋本番突入

コメント
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