東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

秋晴れの中、陸稲(うるち)の脱穀作業

2013年09月29日 | 稲:稲刈り,脱穀,精白



 真っ青な秋晴れの中、一週間ほど前に稲刈りして天日干ししていた陸稲(うるち)を脱穀しました。一年ぶりの陸稲脱穀です。納屋から脱穀機,発動機,細断機などを陸稲畑に持ち出して並べました。細断機は脱穀後の稲わらを細断するのに使います。
 脱穀する前に、脱穀機や発動機の調子を見ました。麦の脱穀時の残骸が残っていないように、脱穀機をひっくり返してすべての麦殻を捨て去りました。また、ベルトの張り具合なども確認しました。続いて発動機も燃料や冷却水を確認しました。確認し終わると、最初発動機を起動しました。そして、発動機のプーリーと脱穀機のプーリーとベルトでつなぎました。

                真っ青な秋晴れの中、脱穀中の陸稲(うるち)


 陸稲は麦ほどたくさん作っていないため、脱穀はすぐに終わってしまいました。特に陸稲(うるち)畑は日照りのため、穂があまり重くありませんでした。しいなが多く、収穫袋に1/3位しか収穫できませんでした。来年の種籾用を除いた、籾を精米しても数日分のお米にしかならないように思います。

      重みが足りない稲穂を脱穀            収穫袋1/3ていどの籾を収穫
 

 八王子にいる時は、水田で稲を栽培していました。少ない面積でしたが、それでも毎年80kgは確実に収穫できました。今年も陸稲の作りにくさを痛感しました。日照り,雑草,そして害虫対策が大変でした。不思議なのは、八王子で作っていた水田では、農薬を全く使わなかったのに害虫の被害が少なかったことです。何か違いがあるのでしょうか。

                 黙々と脱穀するも、30分程度で脱穀終了

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