東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

柳井市 柳井港~大畠ウォーキングの下見(2/3)

2014年11月22日 | 歴史探訪他ウォーキング

 遠崎小学校のイチョウを見終わると、その小学校脇の道を歩きました。そして、しばらく歩いていると線路が再び見えてきました。踏切を過ぎてすぐの場所に、月性が開いていた塾の清狂草堂がありました。今だ茅葺き屋根の貴重な建物です。江戸建築の雰囲気をよく残しています。この茅葺きの素材は、露出した茎からみて葦ではないかと思います。今この屋根を葺き変えると数千万円の費用がかかるそうです。

                幕末の僧月性が開いていた塾の清狂草堂


 しばらく、お寺を眺めてから案内所に行きました。そして、料金を払って説明をしていただきました。来年の大河ドラマを意識してか、月性に関わる資料をたくさんいただきました。ありがとうこざいました。柳井市で考えた月性などの幕末志士マスコットもありました。田布施町も大河ドラマを意識した展示物を考えたいところですが、資料が少ないのが難点です。富永有隣の資料や奇兵隊などの資料をかき集めるしかなさそうです。来年は、どの山口県の町村も幕末に関わる資料を展示しそうです。

       月性展示館の受付              月性展示館などの説明を受ける
 

 ところで、月性展示館の見学にだいぶ時間がかかりました。ちゃんと見学しようとすると2~3時間はかかってしまいそうでした。本番ウォーキングでは、見学を1時間内におさめないと、次の歩程に余裕がなくなります。月性展示館を出ると、旧柳井港街を歩いて再度踏切を渡りました。そして、高台の道を目指して歩きました。

  高台までの途中、走り去る電車見下ろす         田畑の緑と柳井湾の青
 

 月性展示館で予定以上の時間を取られました。このため、高台にある田んぼの畔でお昼休憩をとることになってしまいました。目の前の田んぼと、その向こうに広がる海を見下ろしながら、楽しく談笑しながらのお昼休憩でした。

             私は寂しい買い弁、皆さんは美味しそうな手作り弁当


 ふだん田布施から大畠方面に行く時は、国道188号線を通ります。その国道を見下ろしながらの日向ぼっこウォーキングの始まりです。左手に山を、右手に田んぼや海を見ながら、のんびりと歩きました。天気が良かったので、軽やかに歩くことができました。

              お昼休憩した高台を振り返りつつ日向ぼっこウォーキング


 しばらく歩いて、老人ホーム大畠苑のある方向を足を向けました。そして、急坂をどんどん登って、大畠バイテクファームに行きました。そして、温室内で育てているランを見学させていただきました。ランの品種改良には15年かかるそうです。つまり、受粉してできた種をまいて育てたランは、花が咲くまでに15年かかるためとのこと。とても気の長い作業です。

 ランの品種を説明していただいたOさん    大畠バイテクファーム横の公園を散策
 

 この温室で、柳井の歴史研究会の会長Oさんに逢いました。歴史研究とランの栽培を兼任しているそうです。いつかあらためて白壁の町で、歴史や史跡について伺えたらと思いました。

               柳井湾にカーテンのように降り注ぐ太陽の光


 来年1月第三日曜日のウォーキング本番に大畠バイテクファームに来ることをお伝えした後、温室を出ました。そして、温室の近くにある斜面の芝生公園を散策しました。ウォーキング本番ではこの芝生で昼食休憩をとる予定です。この公園でたたずんでいると、太陽の光がカーテンのように柳井湾に降り注いでいました。

           今回歩いた、柳井港~大畠の海を見ながらの高台コース

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