東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

織機、経糸巻き用の治具を自作

2020年03月12日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 先日試しに16本の経糸を、織機の綜絖と筬に通してみました。このやり方だと、残りの経糸12組を通すたびに経糸巻きロールを解いたり巻いたりしなければなりません。非常に効率が悪いことが分かります。そのため、13組全ての経糸をいったん経糸巻きロールに巻き付けようと思いました。その経糸すべてを巻き取るための治具を作ってみました。この治具、うまく使えるでしょうか。なお、経糸は当初16組256本を予定していましたが13組208本に変更しました。

        経糸(208本)を巻き取るための治具を制作


  経糸巻きロールに巻き付ける時、すべての経糸をいったん直線に並べなければなりません。その全ての経糸を縞の順に並べる治具を作ってみました。大げさの道具ではなく棒(ピン)が20位立っているだけです。13組の経糸があるならば、13本の棒に経糸の端の一つを掛けます。一方で、経糸巻きロール側に経糸の反対側の端を取り付けます。その後、経糸巻きロールをぐるぐる巻きながら13組の経糸を巻いていきます。

  棒の穴位置をけがく   ノコギリで板を切断    棒の穴を開ける
  

 しかし、そう簡単に全ての経糸を巻くことができるとは思えません。試しに1組16本の経糸(約2m)をこの治具を使ってピーンと張ってみました。絡みついていないか、櫛を通してみました。すると以外にも絡みついていませんでした。しかし、問題点がいくつか見つかりました。
 今後は友達に協力していただいて、一度この治具を使って13組の経糸を経糸巻きロールに巻いてみようと思います。うまく巻くことができれば、織機に取り付けます。そして、経糸を綜絖と筬に通してみようと思います。織るまで、まだまだ先が長いですがトライしてみようと思います。

   開けた穴に棒を入れて固定      棒の中心は赤くマーキング
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする