藍の種まきシーズンがやって来ました。藍の種まきをする季節は各地によって違うと思います。田布施町の場合は江戸の昔から3月となっています。藍染めを職業にしている紺屋の記録によると、淡路島から藍染めをするためにすくも藍を購入していたようです。また、藍の種まき時期の記録があることから栽培もしていたと思われます。江戸時代の絵師 司馬江漢の旅日記(1788年)に、田布施町波野は染物屋が多いとの記録があります。また、昭和初め関戸橋袂の染物屋の写真が残っています。しかし今、田布施町には染物屋は残っていません。
耕耘機で耕した後、藍の種まき(筋まきと散まき)
さて、今年の種まきは散まきと筋まきをしました。前者は除草や施肥がややめんどうです。後者は筋状に藍が育つため除草や施肥の管理が容易です。去年は前者の散まき方法で種まきをしたため、雑草と藍が混雑してしまいました。しかし、ちゃんと除草すれば筋まきよりも良く育ちます。
去年採取した藍 筋まき用の畝 散まき用の畝
4月初めには発芽して、その後除草したり施肥したりします。そして去年と同じように5月初めに苗取りして移植しようと思います。その時期はとても忙しく、綿の種まきや桃やビワの袋掛けなどの作業と重なります。移植後、順調に育てば7月には藍の生葉を収穫できると思います。
散まきした種、かき混ぜながら被土 筋まきした種に薄く被土
カレンダー
バックナンバー
プロフィール
カテゴリー
- 歴史探訪他ウォーキング(1072)
- 古ラジオ修理工房(280)
- 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色(665)
- 農業体験(57)
- 野菜:葉菜(284)
- 野菜:果菜(105)
- 野菜:根菜(137)
- 野菜:芋類(154)
- 野菜:豆類ほか(180)
- 稲:春作業,苗作り(98)
- 稲:田植え,草取り(54)
- 稲:稲刈り,脱穀,精白(113)
- 稲:その他(48)
- 麦,穀類,雑穀(330)
- 草刈り,整地(249)
- 樹木,果樹(303)
- 花,野草(185)
- 農機具,工具(168)
- 建設,工事,修繕(107)
- 家族関連(207)
- 料理、食品加工(16)
- ふるさと(518)
- 子供の育成関連(170)
- イベント,行事(227)
- 生き物(113)
- 田舎暮らし(507)
- パソコン,電子機器(60)
- Weblog(16)
最新記事
最新コメント
- 東京里山農業日誌/西洋大鎌(scythe)の講習、草刈り刃の交換、郷土館の駐車場周辺の草刈り
- 東京里山農業日誌/畑の雑草を刈り取り、小麦の種まき準備
- mari/畑の雑草を刈り取り、小麦の種まき準備
- 東京里山農業日誌/サトウモロコシの種を収穫
- 水田好和/サトウモロコシの種を収穫
- FR-6600 (ケネス)/古い松下製トランジスタラジオ トランジスター6の修理(1/x)
- 東京里山農業日誌/古い松下製トランジスタラジオ トランジスター6の修理(1/x)
- ケネス/古い松下製トランジスタラジオ トランジスター6の修理(1/x)
- TTRV/西洋大鎌(scythe)の講習、草刈り刃の交換、郷土館の駐車場周辺の草刈り
- 東京里山農業日誌/笠間市 石切山脈,笠間焼き,海軍航空隊記念館などを散策
ブックマーク
- goo
- 最初はgoo