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東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

置き忘れた刈穂から発芽した小麦、移植するも活着するか?

2020年12月19日 | 麦,穀類,雑穀

 この秋に種まきした小麦の発芽が思わしくありません。その一方で、この小麦とは別に刈り取りしたパスタ用小麦があります。忙しさにかまけて脱穀をうっかり忘れてしまいました。そして、一部の刈穂の束を畑に置き忘れてしまいました。畑に放置していたその刈穂から思いがけず芽が出ていました。そのままにしておくと、霜や霜柱で枯れてしまいます。育っても春には密植状態となって、やはり枯れてしまいます。そのため、発芽したこの小麦の苗を移植してみることにしました。稲は移植が当たり前ですが、小麦苗を移植することなど聞いたことがありません。今回初めて、発芽した小麦苗を畑に移植してみました。うまく活着すれば、来年収穫できるかも知れません。

        畑に移植したバスタ用小麦の苗、活着するか?


 苗を移植する前に、植え付ける畑を耕運機で耕しました。そして、刈穂から発芽した小麦の苗をバラバラに分けて移植しました。苗をよく見ると、穂から直接発芽していました。いわゆる穂発芽した小麦です。移植する時期が遅すぎたので、根が活着するかどうか分かりません。活着したとしても分げつ時期を過ぎています。移植の成否は1月になれば分かると思います。

  耕運機で畑を耕す    刈穂から発芽した麦    穂から直接発芽
  

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