東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田布施農工高校の羊さんに会いに行く

2020年12月20日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 2ヶ月位ぶりに田布施農工高校に行きました。行ったきっかけは、古い縄ない機のお話を先生から聞いたからです。もう使わない縄ない機なので郷土館で必要かどうか、とのお話でした。そのため、郷土館で展示するに値する機械かどうかを判断するため行きました。結果として郷土館では不要となりました。その帰り道、畜産課に寄って久しぶりに先生方とお話をしたり羊を見学しました。
 牧舎には、なかなか毛を刈らしてくれない、気かん坊だったロクちゃんがいました。元々は防府のBAA BAAファームにいた羊です。先生に聞くと、今は大人しいそうです。羊を見たついでに、紡ぎや織りに興味がある生徒さんがいるかどうかお聞きしました。すると、だいぶ昔に紡ぎをする生徒さんがいたとのこと。そして、その時に使っていた足踏み紡ぎ機を見せていただきました。今では、倉庫に半ば放置された紡ぎ機です。

      今は大人しくなっているロクちゃん(膝をついている羊)


 たまたま車に載せていた、私の山口ウール展作品やBAA BAAファームの毛糸を先生方にお見せしました。少しは興味をもっていただいたように思います。しかし、生徒さんが紡いだり織ったりするには、先生方の負担を極力無くす必要があると思います。商品化するかは別にして、高校を卒業するまでに自分用のマフラー位を作れるような場があればと思います。そもそも、紡ぎや織りに興味を持ってくれる生徒さんがいるかどうにかかっていますが。

 私の山口ウール展作品    作品に使った毛糸   BAA BAAファームの毛糸
  

コメント
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