先日、雪の中を柳井市の日積から鳩子の滝を経由して銭壺山に下見ウォーキングしてきました。歩いた古道には雪が積もっていました。その雪の下には厚い落葉が積もっていたため急な坂道を転げるようにして昇り降りしました。また、寒さで手がかじかんだり耳がしもやけになりました。そんな、極寒の銭壺山下見ウォーキングでした。
今回は暖かい日光が差し込む本番ウォーキングでした。そのため、歩いていると汗ばんできました。今回は、かつて歩かれたであろう別の古道も通ってみました。しかし、その古道はどこも崩れてしまっていました。そのため、谷底を迷い歩きながらもなんとか銭壺山に着きました。
何重にも倒れた竹を避けながら古道を進む
日積ふれあいどころ437に9:30に集合しました。そして、9:40頃にスタートしました。時間に余裕を持たせたため、のんびりと歩き始めました。談笑しながら楽しく歩いていると、道脇から可愛い犬が二頭出てきました。その犬に見送られながら、さらに道を鳩子の滝に向かって進みました。途中、綺麗に整地された田んぼが眼下に見えました。このあたり一帯は、かつては里山風情がより素晴らしかったのではないかと思います。
犬に見送られて歩く 梅の花がどこも満開 整地された田んぼ
しばらく山道を進んでいると、やっと鳩子の滝に到着しました。その滝の傍にお地蔵様が安置されていました。その地蔵様脇で休憩しつつ、汗ばんだ服を着替えました。10分位休憩すると出発しました。
そこからの古道は管理されていない藪だらけの山道です。笹を避けながら,倒れた竹を避けながら,さらに岩や石を避けながら、深い山に挟まれた谷の古道を進みました。
鳩子の滝傍のお地蔵様前で休憩 深く茂る笹を避けながら進む
山と山の間の谷を進んでいると、棚田の跡が次々に出てきました。かつてはその棚田を里人が耕していたに違いありません。しかし、それらの棚田群は数十年も前に見捨てられたのでしょう。その棚田跡には無数の巨木が乱立していました。今回歩いた古道は、由宇と日積を結んでいた古道です。かつては人々が行き交う街道だったとのことです。
由宇と日積を結んでいた旧街道跡を歩いて銭壺山に登ったルート