東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

芭蕉の植え替え

2023年05月24日 | 麦,穀類,雑穀

 我家の母屋は昔、今の建物よりも低い位置にありました。その古い家を取り壊した時、庭に生えていた芭蕉を今の場所に移しました。ところが、ここ数年竹や雑木に押されてだんだん小さくなってきました。日光が遮られるようになったからだと思います。
 そのため、昔の母屋の場所に植え替えました。日はよく当たるし湿っています。よく茂ると思います。ただ、移植は冬が良いそうですが、この5月になってしまいました。着生するか心配です。

           昔母屋があった場所に移植した芭蕉1株


 今回植え替えた芭蕉、亡き父親はバナナと言っていました。そのため、子供の頃からバナナとばかり思っていました。花が咲いた後に小さなバナナの実が付いていました。しかし、寒さで実は大きくなりませんでした。温室内で育てればバナナの実が食べられるだろうとばかり思っていました。バナナではなく芭蕉とのこと。ほとんどの方が勘違いしているそうです。バナナは本州では育たないとのこと。

 竹や笹に囲まれた芭蕉    1株を掘り上げる    掘り上げた芭蕉1株
  

 沖縄では、芭蕉布と呼ばれる布を織っているそうです。我家の芭蕉も布にすることができるかも知れません。しかし、とてもそんな時間はありません。
 去年試しに芭蕉の葉を取ってきて紐にできるかどうか試しました。すると、葉は役に立ちませんが葉茎は干すと使えることが分かりました。芭蕉が増えてくれば、乾燥した葉茎を使った籠位はできるのではないかと思います。

  湿って日が当たる場所に穴を掘る    掘り上げた芭蕉を穴に植え付け
  



コメント
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