東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

やぐらネギの植え替え

2023年05月21日 | 野菜:葉菜

 やぐらネギが葉先で次々に芽を出すようになりました。やぐらネギは変わったネギで、花が咲いて種ができる代わりに芽が出るのです。よく見ると、小ネギの上に孫ネギが出ているではありませんか。この子ネギ又は孫ネギを地面に植えると、根が出てちゃんとしたネギに育ちます。
 そして、来年の春にまたそのネギの葉先に子ネギが出るのです。突然変異なのではないかと思います。毎年の事ですが、この子ネギを取ってそばの空いた畑に植えました。

         子ネギの上にさらに孫ネギが生えたやぐらネギ


 このやぐらネギは、別名階段ネギとも言われているそうです。普通のネギと同じように葉を食べることができます。種の代わりに芽を植えるので、心配しなくても根付くので重宝します。食べてみると、ネギらしい味がやや薄いように感じます。それが欠点でしょうか。

  葉先の芽を取り外す   芽を植える穴を掘る   穴に芽を植えて完了
  

 私は葉先の芽をそのまま別の穴に植えて増やしています。しかし、葉先にはたくさんの芽が一緒に付いています。五個以上付いているでしょうか。つまり、五個以上の苗を買ったことに等しいのです。芽を分けて植えても根が出ます。手間いらずのネギではないかと思います。

   葉刃に付いたやぐらネギの芽        芽を分けると七つの芽
 

コメント
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