白鳥古墳の大きさを体感するため、古墳の周りをぐるりと回りました。古墳の周りは民家が取り巻いています。この古墳、千三百年位以上前の古墳時代に作られたと思われますが、それ以降神社の領域として守られてきたのではないかと思います。巨大な古墳ほど頂上に神社や祠が建てられていることが少なくないです。この白鳥古墳の次に大きな柳井市の茶臼山古墳も、頂上に祠が建っていました。両者共に時を越えて聖域として守られてきたようです。
佐賀漁港に巨大な樽小屋が建ち並ぶ、新たな観光スポット?
白鳥古墳をぐるりと回ると、次に海岸に向かいました。まずは、県道を北にどんどんと歩きました。そして、道脇にある中川商店に寄りました。中川商店では昼食にするパンを購入しました。以前、遠い親戚である吉岡商店には行ったことがありますが、今は閉店しています。お店がだんだん無くなることは、近くで生活する人には不便なことだと思います。特に、運転免許証を返上したお年寄りには。
立ち寄った中川商店 田布施町の馬島 佐賀漁港と佐合島
海岸に出ると、目の前の馬島を望みました。そして、長い海岸を歩きました。田布施町の麻里府漁港近くの海岸はとても狭いですが、佐賀漁港付近の海岸はとても巨大です。魚見まで含めれば2km近くあるのではないかと思われます。埠頭がいくつもありました。佐賀漁港傍の道脇に変わった形の石を御神体にしている祠がありました。御神体になった祠は海に面した町によくあります。
変わった形の石が御神体の祠 佐賀漁港を見下ろす明神社
佐賀漁港近くの広場に巨大な樽状の休憩所が作られていました。家族単位で休憩できそうな大きさです。佐賀の新たな観光地にする予定なのでしょうか。近くに販売所か何かを作るようです。たくさんの木材が置かれており、大工さんが忙しそうに働いていました。来春にオープンするのでしょうか。その頃に来てみたいと思います。その漁港を見下ろす山に鎮座する明神社に登りました。海の展望が良い神社です。
平生町佐賀地区の史跡を巡って歩いたコース