東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

わら細工講習会の事前準備 わらすぐり

2023年12月12日 | 歴史探訪他ウォーキング

 

 来週日曜日、麻郷公民館でわら細工民具「ほぼろ」の製作講習会を開催します。現在、春夏秋冬と年四回の講習会をしています。前回は8/末に開催しました。
 これまでは「ほぼろ」(わら籠)を中心に講習会をしてきましたが、前回から、ほぼろに加えて猫ちぐら買物籠ポシェットリュックなどの製作を追加しました。また、子供向けにペットボトルケースの製作もあります。どれも「ほぼろ」の製作技術を応用した小物です。今回、わら細工に使うわらの事前準備の一つとして足踏み脱穀機を使ってわらすぐりをしました。

          稲の脱穀に使う脱穀機を、わらすぐりに使う


 納屋の奥にしまってある足踏み脱穀機を外に出しました。結構重いので台車に載せて出しました。わらすぐりとは、わら細工に不要な稲わらのはかまなどを取り除くことです。以前は千歯こぎや手櫛などを使って取り除いていました。しかし、講習会を開くようになってからたくさんのわらを用意する必要で生じるようになりました。そこで、足踏み脱穀機を使うことにしました。ハーベスタを使うともっと効率的にわらすぐりできるかも知れません。

   はかまがだいぶ取れた稲わら      わら屑を熊手で取り除く
 

コメント
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