昨日久し振りに麻郷小学校の運動会に行ってみました。8年前の運動会の時はとても人が多かった記憶があります。しかし、今回の運動会は思っていたより人が少なかったです。聞くと子供の数が少なくなり、それに比例して保護者や祖父祖母の数が減っているからだとのことです。それだけ少子化が進んでいることを実感しました。
駐車場が混んでいるだろうと歩いて小学校に行きました。ところが、十分に車を止められるスペースがありました。8年位前と雲泥の差です。行きは鳥越を通って運動会に行きましたが、帰りは一人のんびり麻郷団地を歩いて帰りました。
運動会の最後、白組紅組の点数が公表される
私の孫は2~5歳ですので、あと数年で小学校に入学します。その時は必ず運動会に参加してみようと思います。私の同級生達もほとんどが孫が小学生位です。その昔、私の祖母は背中にむしろを背負って運動会に毎年来ていました。運動会に来ていた祖母の気持ちが少しは分かる年齢になりました。
ところで、私が小学生の頃、運動会は体育の日(10月10日)でした。ところが、いつしか10月から9月になり、9月から6月になりました。開催時間は午前・午後から午前だけになりました。さらに、メニューも集団競技が減ったように思います。例えば行進、体操、騎馬戦、障害物競争などです。また、幼稚園児の遊戯もありました。昭和に育った私としては少々残念ですが、やむを得ないことなのでしょう。
紅組白組のテント 紅組白組の点数(途中) 5,6年生のフラッグリレー
私の子供の頃、運動会は二種類ありました。今回のような児童が競技する運動会に加えて、地域対抗の運動会がありました。地域別に徒競走やパン食い競争など競うのです。また、仮装行列もあったように思います。いわば小学校は地域を巻き込んだイベント会場でした。少子化で全国の小学校が統合されていますが、それは地域力の消失を象徴しているような気がします。
5,6年生による旗演技「僕らの夏だ」 運動会を見守る保護者や地域の方々