今年も干柿を作りました。去年までは久留米市まで干柿にする渋柿をもぎに行きました。しかし、今年はコロナ惨禍などの理由で行きませんでした。そのため、今年は干柿にする渋柿を購入しました。購入するにあたり、紐で結ぶための枝が付いている渋柿を選びました。アルコールで脱渋したり、竹を刺して干柿にする渋柿は、この枝が付いていません。天気が良い日にのんびりと、渋柿の皮を剥いて紐に結んで天日乾燥しました。
渋柿の皮を剥いて紐に結び、軒下にぶら下げ天日乾燥
私が住む田布施町の伝統的な干柿は串柿でした。複数の渋柿を横に竹串で刺したものです。鏡餅にこの串柿を飾りました。かつての串柿ブランドに大波野柿がありました。その渋柿の大木が今でも大波野にあります。その品種は西条で10月に実ります。しかし、近年気候が暖かくなったためか10月に干柿を作るとカビが生えるようになりました。ところで、最近串柿を見たことがありません。串柿を作る農家が減ったのか、買う人が減ったのでしょう。あるいは鏡餅に串柿を飾る習慣が無くなったからでしょうか。
箱で届いた渋柿 ひたすら皮を剥く 皮を剥いた渋柿
温暖化による影響のためか、渋柿は11月中旬以降に収穫する品種に変わっているようです。実際私の家にある渋柿は10月に実りますが、干柿にするとカビてしまいます。そのため、一昨年から11月中旬以降に実る渋柿品種に転換しています。来年は数個でもよいので実らないか期待しています。例年のことですが、たくさん作った干柿は、家内や息子夫婦などに贈ったり友達にあげています。そのため、自分で食べるのは多くありません。贈った人に喜んでもらえたらと毎年のように作っているのです。なお、故郷の風物詩として、干柿を少しばかりですが郷土館の古民具展示室にぶら下げます。
バケツに入れたこれから干す渋柿 軒下に天日干し、夜は屋内に収納
最新の画像[もっと見る]
- 浄化槽のモーターを修理(1/2) 3時間前
- 浄化槽のモーターを修繕 3日前
- トゥルーシーの種を採集 4日前
- 新春、ハムスターの家お引越し 5日前
- 今年も注連縄を自作して飾る 6日前
- 原稿を糸綴じして仮製本 1週間前
- 上関町上盛山ウォーキング、久しぶりに歩いて登る 1週間前
- 新しいプリンターを購入 1週間前
- 購入した炊飯器で御飯を炊いてみる 1週間前
- バナナ(芭蕉)の茎の表皮繊維を取り出して紐に撚る 2週間前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます