東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

マスクが残り少なく、立体布マスクを作り始める

2020年03月30日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 閉館中の郷土館、管理のため時々出勤しています。努めてマスクをしていますが、残りわずかになってきました。そのため、やむなく布マスクを作ることにしました。昨日の田布施コットンクラブで、Kさんに立体布マスクの型紙をいただき、さらに作り方のポイントを教わりました。立体のため布が平面ではありません。そのため、ミシンの手を微妙に操作しながら縫いました。なんとか縫いあげましたが、洗って使うためにもう2個ほど縫おうと思います。

       古い手回し式ミシンで立体布マスクを制作


 布は放課後学習成器塾の座布団作りで余った布(アヒル模様)を使いました。布の上にチャコペーパー、その上に型紙を敷きました。そして、型紙に沿ってルレットを押し当てながら回して型紙を布に転写しました。ところが、この方法では効率が悪いことに気が付きました。型紙の形に切り抜いた厚紙を使う方法に切り替えました。チャコペンで型紙の外周に沿って描くだけで転写できますので。
 
 型紙と使った余り布    型紙とルレット     厚紙の型紙を作る
  

 型紙のとおりに布を切り取ると、縫う工程に入りました。使ったミシンは、最初1本糸縫いミシンを使いました。しかし、布の厚さが変わると何故だか糸が絡まりました。そのため、修理した古いボビン式ミシンに代えて縫いました。縫う速さが手回しの速さで調整できるので楽々です。まずはマスクの中央合わせ部を縫いました。ちなみに、ガーゼが品薄とのことで、たまたま家にたくさんあった田布施農業高校の手ぬぐいを内側の布として使いました。

   田布施農業高校の手ぬぐい     マスク中央部を縫い合わせ
 

 マスク中央合わせ部を縫い合わせると、縫い目に沿ってアイロンで開きました。続いて、外側の布と内側の布を合わせて縫いました。Kさんに教わったように、内側の布が外から見えないように、1mm程度低くしました。立体なのでミシンを回している間、微妙に手で押さえながら調整しました。ところが途中で、外側の布のアヒル模様が上下が逆であることに気が付きました。ここで廃棄するのはもったいないので、最後まで作り上げました。裁縫下手な私ですが、なんとか出来上がりました。

 内と外を1mmずらす    ミシンで立体縫い   やっと出来上がり
  


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