東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

わら細工ほぼろ用のはめ込み式編み台を試作

2025年01月30日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 相変わらずわら細工でほぼろを作っていますが、今回新しい編み台を一つ作りました。これまで使ってきた編み台は車に入れやすい折りたたみ式でした。それをより簡単にしたもので、折りたたみ式ではなくはめ込み立て式です。部品点数も少ないです。ただ作り方はドリルを使ったりノミを使って穴を開けるなどやや面倒です。
 講習会などで大勢が使う場合は前者のような折りたたみ式で良いですが、一人で使う場合はこの簡単にはめ込みできる編み台が良いように思います。今回試しに作ってみました。

        部品点数が少なく省スペースなはめ込み式編み台


 背板は従来ある折りたたみ式編み台の背板を流用できます。厚さ3cm幅20cm長さ1m程度の板を加工して作ります。日曜大工で加工できます。その板をノコギリで30cmで二枚切り出し、板の上部の左右の肩を切ります。そして、径12mmドリルを使って穴を開けます。

板を30cmで切り落とす   上部の左右肩を切る   径12mmのドリルで穴あけ
  

 ドリルで開けた穴は円形です。この穴では背板を通すことができません。そこで、背板の左右端に合わせてノミで削りました。幅12mm x 長さ3cm x 深さ3cmの穴です。背板がするする通るようではすぐに外れてしまいます。木槌で叩いて通せるようにやや狭く開けます。時々背板を通しながらノミを掘り進めました。同じ穴を二枚の板に開けて出来上がりです。

   径12mmのドリルで開けた穴      背板を通す穴をノミで削る
 


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