東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

放課後学習 成器塾 勉強机の椅子専用ざぶとん作り

2020年02月14日 | 子供の育成関連

 前回は調理で、ホットケーキ作りでした。今回は手芸で、勉強机の椅子専用のざぶとんを作りました。あらかじめ子供には、腰かけ部分のサイズを測っておいてもらいました。中に入れるクッションは、田布施農工高校でいただいた羊の毛です。その毛を洗浄した羊毛をふわふわにして入れました。座り心地の良さそうな素敵なざぶとんが出来上がりました。

       中にふわふわの羊毛を入れた素敵なざぶとん


  ざぶとんを作る前に、自分の気に入った色や柄の布を選んでもらいました。子供が選んだのはアヒル模様の明るい布でした。次に、腰かける部分をかたどった紙をチャコを使って布に写し取りました。チャコペーパーとルレットを使って写し取ってもかまいません。紙の1cm外側を縫い目とし、さらにその1cm外側をハサミで切り取りました。

どの柄の布がいいかな   チャコで写し取る    ハサミで切り取る
  

 布を切り取ると、手回しミシンを使って縫いました。使ったミシンは砲弾型ボビンを使った骨董手回しミシンです。万が一故障した時に備えて、もう1台手回しミシンを待機させておきました。しかし杞憂でした。折り返し縫いをして糸がほどけないようにしました。紐を付けた部分は、2度縫いをして補強しておきました。

   手回しミシンでどんどん縫う     ざぶとんを裏返して確認
 

 縫い終わると、布を裏返しにしてざぶとんの形を確認しました。そして、もう一度裏返しにしました。次に、ざぶとんのクッションにする羊毛をカーダーを使ってふわふわにしました。そして、裏返しにしたざぶとんの上に敷き詰めました。続いて、ふわふわの羊毛を巻き込むようにしながらざぶとんを裏返しにしました。最後に、羊毛が外に漏れないようにざぶとんの横に空けた穴をふさぎます。しかし時間が過ぎていたので、家で縫ってもらうことにしました。次回の成器塾に、完成したざぶとんを持って来てくれると思います。

  羊毛をふわふわに    敷き詰めた羊毛    羊毛と一緒に裏返し
  

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織機に取り付ける6色の経糸

2020年02月13日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 経糸作りがやっと終わりました。当初は白糸で経糸を作って、各色に染めようと思っていました。しかし、夏に紅花だけしか糸を染色できませんでした。藍染めなどは、染色できるシーズンを過ぎてしまいました。そのため、白と赤以外はあらかじめ染色された糸を購入して経糸としました。

   左下は6色(茶,緑,黄,青,赤,白)の経糸、右上は整経台


 経糸は整経台を使って作りました。今回はお試しの経糸作りとしましたので、織機に取り付けた時の、経糸の長さは1m程度の長さとしました。32mほどの長さの糸を整経台で取ることにして、糸を2mごとに16回折り返しました。織機に取り付ける時は、その2mの束を半分で折り返して1mが32本の経糸とすることにします。トータルとして6色の経糸を256本とする予定にしています。配色は経糸6色と横糸6色を組み合わせて、36色のチェック模様にならないかと考えています。

 緑糸を整形台で取る  黄糸を整形台で取る    2m16本の赤糸
   

 6色の経糸作りは終わったのですが、これからがさらに大変です。織機の筬や綜絖に経糸を通さなければなりません。筬通しや綜絖通しを使っての細かい作業で、もう一人と向かい合っての作業になります。老眼の私は目が疲れそうです。かつて、織子とは別に整経を専門とする職業があったそうです。今の私は、整経や織子などをすべて一人でこなさなければなりません。布が出来上がるのはいつになることやらです。試行錯誤しながら、あせらず気長にやるしかありません。

紅花で染色した赤糸(ピンク色に近い)    これらの経糸を織機に取り付け
 

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ニンニク畑の草取り

2020年02月12日 | 野菜:根菜

 タマネギ畑は早々と草取りをしたため、タマネギはその後元気に育っています。ところが11月に植え付けたニンニクは、草取りを忘れていたためいつの間にか雑草が茂っていました。このままでは、雑草に畑を乗っ取られてしまいます。そのため、ニンニクすべての株元の雑草を取りました。

      腰をかがめて、ニンニクの周りを丁寧に除草


  ニンニクは2種類育てています。普通のニンニクとジャンボニンニクです。最初にジャンボニンニクの除草をして、続いて普通のニンニクを除草しました。普通のニンニクは、春になって葉が伸びると葉ニンニクとして収穫します。そして、花芽が伸びてくるとその茎を収穫して食べます。ニラのように、葉を食べたり茎を食べたりします。茎や葉以外、両ニンニク共に球根ももちろん食べます。

  根元を中心に除草     除草する前       除草した後
  

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柳井市 干拓の史跡を巡るウォーキングの下見(3/3)

2020年02月11日 | 歴史探訪他ウォーキング

 菅原天神社に着くと、本殿はもちろんのこと境内を巡りながらソテツや筆石などの記念物も見学しました。その昔、この菅原天神社の近くに親戚が住んでいました。当時この界隈はとても賑やかだったことを覚えています。人々や荷車や自転車が行きかっていました。私はこの通りで自転車に引かれたことがあります。私の背以上の巨大な車輪とスポークをはっきりと覚えています。幼児だった私には自転車が巨大に見えたのでしょう。

       青い空に引き立つ本殿の朱色、菅原天神社
駅に

 菅原天神社を見学し終わると、姫田川傍にある普慶寺に行きました。このお寺は不思議な景観をしています。仏教のお寺でありながら、粟島大明神や愛宕大権現などがあります。続いて、三角餅を購入しようと白壁通りに行ってみました。しかし、お店は閉まっていました、残念!続いて、柳井川を渡って真っすぐJR柳井駅に向かいました。

  普慶寺の山門       ゆったり柳井川    普慶寺の御旅所
  

 JR柳井駅に向かう途中、普慶寺の御旅所がありました。屋根があり扉がある巨大な御旅所です。御旅所を見学後、大丸跡,丸久跡,警察署跡などを見ながらJR柳井駅に着きました。JR柳井駅の売店で三角餅を購入しました。
 今回は昇り降りが全く無い史跡巡りウォーキングの下見でした。柳井市の干拓跡を中心に巡りましたが、平生町と比べて干拓地や塩田の痕跡がほとんどありませんでした。唯一の痕跡は天津橋や大歳神社付近位のものでしょうか。下見に参加された方々、お疲れ様でした。※本番ウォーキングは、16日JR柳井駅10:01集合です。

      今回歩いた、柳井市の干拓史跡巡りのコース

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田布施コットンクラブ 糸巻き台の制作ほか

2020年02月10日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 今回はいつもと違ったコットンクラブでした。私が持ってきた何十個もの三角形の木片を組み合わせた寄せ木細工糸巻き台の制作です。木片を六個組み合わせて作ります。作る方は数人かな、と思っていたらほとんどの方が作りました。余るほどたくさんの木片を作っておいて良かったです。自分で組み合わせを考えて作るので、世界で一つしかない糸巻き台と言っていいでしょう。サンプルをお見せして作り方を説明しました。

   たくさんの三角形の木片、どれを組み合わせて作ろうかな?


 濃さが違ったり,色が違ったり,木目がはっきり分かるものなど、特徴がある板を選んで三角形の木片にしました。そのため、面白い組み合わせができます。ちなみに私がサンプル用に作った糸巻き台は、茶色が濃い板と薄い板の組み合わせにしました。遠目にはチェック模様にみえます。組み合わせが決まると、木工用ボンドで板を硬く接着しました。次回、穴を開けるなど加工しようと思います。

  木片を取り出す    どの色がいいかな?   組み合せどうだろ?
  

 糸巻き台の台は各人決まりましたが、中央に立てる支柱も決めなければなりません。支柱のサンプルとして、木の枝を切ったもの,細い木柱などをサンプルとして持って行きました。すると大方の意見として、サンプルより細い直径2cmの支柱がいいことになりました。また、糸巻きを立てる棒の直径は6mmに、支柱の頂点におく針山台はスピンドルと同じ大きさでいいことになりました。また針山台は固定してもよいことになりました。早ければ、次回完成する糸巻き台がありそうです。

    組み合わせを試行錯誤     手紡ぎ糸を糸巻き器に巻き取る
 

 糸巻き台作りが一段落すると、いつものように手紡ぎ糸を玉巻き器で巻き取って玉にしたりしました。私は織機の経糸作りに専念しました。以前白い糸を藍染めして経糸にしようと思っていました。しかし、藍染めするシーズンが過ぎてしまいました。そのため、経糸にも横糸にもなる染め糸を何色か別途購入しました。そして、整経台を使って経糸を作り続けました。経糸の本数は256本を予定しています。                       

  糸玉を置く台の制作   整経台で経糸作り   楽しいおやつタイム
  

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今年度最後の少年少女発明クラブ プログラミング体験

2020年02月09日 | 子供の育成関連

 4月に始まった田布施町少年少女発明クラブ、最後はMicrobitを使用したプログラミング体験でした。前回までに、ほとんどの子供達は車体の制作を終えています。今回は主に、その車体を制御するプログラミングをしました。私も子供達と一緒にプログラミングしてみました。ただ変数の考え方などは、小学生にはまだ難しいのではないかと思いました。簡単なプログラムコードをMicrobit CPUにダウンロードして、車体をなんとか動かすことができました。

       前回までに車体が完成していない子供は車体制作


 画面上で積み木を重ねるようにしてプログラミングするスタイルにとまどいました。私はアセンブラ,Pascal,Basic,Cのようなテキストスタイルのブログラミンに慣れているのでよけいそう思うのでしょう。子供達も初めてのプログラミングにとまどっているように思えましたが、高校生のお兄さん達が丁寧に教えていました。

    車体の完成      プログラミング画面  プログラムをダウンロード
  

 郷土館で空いた時間を利用して、かつて仕事にしていたプログラミングを思い出そうと思います。子供の希望があれば、郷土館でプログラミングを教えてもいいかなと思っています。そして、車体を動かすところまで行けたらと思います。最後にロボットアメフトを見学して今年度の少年少女発明クラブの活動が終わりました。1月2月と、プログラミングの体験をさせていただいた田布施農工高校の先生や生徒さん達に感謝します。

  ロボットアメフトの練習を見学       ロボットを興味深く観察
 

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柳井市 干拓の史跡を巡るウォーキングの下見(2/3)

2020年02月08日 | 歴史探訪他ウォーキング

 天津橋を見終わると、いったんゲートボール練習場に戻りました。ちょうどお昼時でしたので、ゲートボール会員のY君の了解を得てここで昼食休憩を取りました。空気は冷たかったものの、暖かい日差しでポカポカしながら昼食を取ることができました。昼食後、Y君よりゲートボールのルールについて少し教わりました。柳井市のゲートボール「般若姫チーム」は全国レベルのとのこと。ぜひ今年は全国優勝を果たして欲しいと思います。

       高潮に備えたとても高い防潮堤内を散策


 ゲートボール場を後にすると、桜土手にお別れして干拓地跡の堤防に沿ってぐるりと歩きました。ゴミ焼却場の高い煙突周辺を歩きました。この場所は今から70年ほど前は塩田地帯でした。しかし、塩田を思わせるような跡は残っていません。続いて、国道188号線を歩いて元オートレース場跡地に向かいました。

 ゲートボールの玉     ゴミ焼却場の煙突    踏切り脇のお地蔵様
  

 元オートレース場は卸団地になっていました。私が幼児の頃、親戚が経営をまかされていたようで、祖母などはアイスクリームを売っていました。売れ残りのアイスクリームは子供達のおやつになりました。今でも、楕円状のコース,観客台,たくさんのオートバイなどを覚えています。子供だったからでしょう、競技中は中に入れてもらえませんでした。

    国木田独歩の居住跡         三角餅の藤坂屋本店跡
 

 オートレース場跡地を過ぎると、山陽本線をまたぎました。しばらく歩いて、国木田独歩が一時居住した家を見学しました。道の向かい側に、国木田独歩の小説に出てくる三角餅の藤坂屋跡がありました。私は藤坂屋の三角餅が好きだったですが、もう食べることはできません。少し歩いて、代田八幡宮と宮本大師堂に寄りました。そして、菅原天神社に向かいました。

    代田八幡宮      宮本大師堂      菅原天神の延命地蔵 
  

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移動郷土館に向けて幻燈機を調整

2020年02月07日 | ふるさと

 移動郷土館では地域の歴史や伝統などについてお話をします。そのお話が終わると、昔よく楽しんだ幻燈機を上映することがあります。今の子供達は見たことも聞いたこともない幻燈機です。おそらく若い先生も知らないと思います。その幻燈機を各地区の生きがい教室などで上演しています。幻燈機を上演した最初は「旭・新川ふれあい生き生きサロン」でした。今回、西田布施公民館の生きがい教室でこの幻燈機の上演をすることになり、整備を兼ねて調整しました。

        部屋を暗くして幻燈機の整備を兼ねて調整


 幻燈機は、一コマ一コマが静止画になっているのは紙芝居と同じです。また、コマ送りしながら紙芝居のように声を出します。違いは、ランプの光で絵を壁などに投影することです。レンズを使うので一コマ分の絵を拡大縮小できます。一コマ一コマの絵は連続しておりフィルムになっています。今回、たくさんのフィルムの中から「タコにはなぜ骨がないの」物語を選びました。 

   幻燈機に使うフィルム       フィルムを金具にセット
 

 フィルムをセットし終わると、話者が声を出す台本を選びました。ナレーション、猿、タコなどの話者がいます。続いて幻燈機に電気を繋いで、ちゃんとフィルムが壁に投影するか確認をしました。次に台本を読みながら、つまみを回して投影された絵を送ってみました。ちゃんと動作することをを確認しました。その後、コピーした台本を西公民館に持って行きました。幻燈機のフィルムを送る役は私で、話者は西公民館の方にお願いしました。生きがい教室に来られる方々に幻燈機を懐かしんでいただいたり喜んでいただけるでしょうか。

 ガリ刷りの台本     レンズで投影      電球が光る幻燈機
  

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寄せ木細工で糸巻き台を試作(2/2) 完成

2020年02月06日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 引き続いて糸巻き台を試作しています。台に糸巻きを立てる細棒(6mm径)を6本立て、台の中央に支柱(30mm径)を1本立てました。そして、その支柱の上に針山(ピンクッション)を載せる小さな丸い針山台を載せました。この丸い針山台は糸紡ぎ用スピンドルのために作った紡錘車の余ったものを使いました。この形で使いやすいかどうかコットンクラブの方々の意見を聞いて、改良しようと思っています。まずは試作品を一つ完成させました。

   試作品第1号の糸巻き台、デザイン,形,使いやすさは?


 台は六個の正三角形で構成されています。それぞれの正三角形の中心に、糸巻き立ての細棒を立てます。細棒を立てるその場所にマーキングすると、ドリルで穴あけをしました。下まで貫通しないように注意して穴あけしました。穴あけが終わると、台の中央に立てる支柱をノコギリで切り出しました。

  中心にマーキング    ドリルで穴あけ    支柱を切り出し
  

 次に、開けた穴に糸巻き立て(細棒6本)を順番にはめていきました。糸巻きピッタリの高さになるように、糸巻き上部で細棒をノコギリで切りました。糸巻き立て(細棒6本)をすべてはめ終わると、台中央に支柱を立ててその上に丸い針山台を載せました。季節や気分に合わせて針山を交換できるように工夫しておきました。針山を交換する必要がない場合は、接着剤で針山台を固定してもかまいません。こうして試作品第1号が出来上がりました。

糸巻きの高さに合わせて細棒を切断    交換可能な針山台
 

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柳井市 干拓の史跡を巡るウォーキングの下見(1/3)

2020年02月05日 | 歴史探訪他ウォーキング

 1月のウォーキングは、平生町の干拓と塩田に関わる史跡を巡るウォーキングでした。2月は柳井市の干拓に関わる史跡を巡るウォーキングです。その下見をしてきました。平生町ほど詳しく知らないため、私が子供の頃から知っている干拓地に限って下見をしてきました。まずは、柳井駅に10:01に集合してスタートしました。※山口県では「干拓」のことを「開作」と呼んでいますが、ここでは「干拓」で統一します。

      昭和22年頃の柳井湾、発電所の場所はまだ海


 最初に不思議なレンガ作りの建築物を見学しました。このレンガ作りの建物は何か今でも分かりません。謎です。蒸気機関車時代の何らかの工場の遺跡と思われます。周りを回って聞いたことがありますが、結局分かりませんでした。何故このレンガ作りの建物が今でも残っているのかも分かりません。
 続いて、線路を越えて南浜大師堂に行きました。この地域は明治時代頃まで海に面していたようで、南浜と呼ばれていたのでしょう。昭和20年頃の航空写真を見ると、南浜前の海が塩田として干拓されたことが良く分かります。

 不思議なレンガ作り     南浜大師堂      海陸を守る胡子神社
  

 南浜大師堂を過ぎると、海陸を守る胡子神社がありました。少し荒れてはいますが、立派な鳥居が2年前に建てられていました。「柳井塩田開所」と刻まれています。かつて塩田の取引所がここにあったようです。続いて県道を横切りました。そして、かつて運河だった場所に沿う静かな道を通りました。道の脇に荒れた大歳神社がありました。誰も管理していないようで、笹藪に囲まれて屋根が傾いていました。管理する人がいないのでしょうか。大歳神社を過ぎてしばらく歩くと、土穂石川に出ました。

   屋根が傾き荒れた大歳神社       旭橋近くの桜土手
 

 土穂石川に出ましたが、実質ここはもう海です。海辺を見ると海の魚が泳いでいますし、岸壁にはたくさんの牡蠣が付いていました。たくさんの桜が植えられた桜土手をしばらく歩くと、今はもう渡れない旭橋の欄干前に出ました。7年前に渡ることができましたが、次の年に来た時にはもう渡れなくなっていました。

      のんびりと桜土手をウォーキング、向こうに旭橋


 現在通行不可の 旭橋、昭和6年に架橋されました。その前は木造の橋だったようですが、私の曽祖父位にあたる親戚の方が架橋したそうです。その記念碑が黒島近くに建っています。ところが、架橋したことによって被害を受けた渡船場から訴えがあったそうです。その訴えによって数日間牢に入っていたとのこと。しかし、橋ができて便利になった方々からの感謝が牢に届けられたとの逸話があります。そのことを婆様が話してくれました。

 今はもう渡れない旭橋   ゲートボール練習場   天津橋の説明    
  

 旭橋をしばらく進むと、ゲートボールの練習場がありました。練習場を過ぎ、運動場を通り越して天津橋を見学しました。その昔、運河をまたいでいたアーチ状の石橋です。60年位前の事ですが、運河をまたぐ天津橋を覚えています。今は庭石のようなモニュメントになっています。天津橋を見学すると、ゲートボール練習場に戻りました。そして、昼食休憩をとりました。

      今回歩いた、柳井市の干拓史跡巡りのコース

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春ジャガイモ植え付けの準備

2020年02月04日 | 野菜:芋類

 2月下旬から春ジャガイモの植え付けが始まります。今回購入した種ジャガイモ(キタアカリ 1kg)は大きめの芋でしたので半分に切断しました。芽が等しく残るように切りました。その後、パレットに入れて切り口を上にして乾燥しています。種芋が小さい場合は種芋をそのまま植え付けても構いません。その場合でも、しっかりと芽を日に当てておくと良いでしょう。

     切り口を乾燥中の左キタアカリと右アンデスレッド


 キタアカリは1kgで足りなさそうだったため、追加としてアンデスレッドと呼ばれる皮が赤い品種を購入しました。小さな芋ばかりでしたので、切断する必要はありません。植え付けるまで日に当てることにしました。アンデスレッドは不思議な品種です。春に植えて夏に収穫した芋を、そのまま秋ジャガイモの種芋として植えることできます。
 ところで、もう2品種追加してジャガイモの味見比べをしてもよいかも知れません。5年前に4品種の食べ比べをしてことがあります。その時は、キタアカリ,メークイン,アンデスレッド,そしてシンシアの食べ比べをしました。

  キタアカリ1kg    キタアカリを切断    アンデスレッド
  

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伐採したクヌギの木に、しいたけ菌を植菌

2020年02月03日 | 野菜:豆類ほか

 去年の12月に伐採したクヌギの木、しいたけの菌を植え付ける季節になりました。園芸店に行って、箱に入ったしいたけの菌を購入しました。しいたけの菌にはいろいろな種類があるようですが、私は小さなコマがたくさん入った菌を購入しました。プロの方は菌屑を購入して、それを穴に入れて蝋か蓋で封入するようです。去年は忙しくてできなかったため、2年ぶりのしいたけ菌植え付けでした。

        しいたけ菌のコマを穴に次々に打ち込む


 まずは、クヌギの幹に菌を植える穴を開けます。開け方には2種類あります。一つは電気ドリルで開ける方法です。もう一つは専用の穴あけ金槌で開ける方法です。幹に打ち込むようにして穴を開けます。私は前者の方法ですが、後者の方法を忘れないため、数ヶ所の穴は専用の穴あけ金槌を使って穴を開けました。電源が無い山の中などでは後者の方法をとります。

 穴の位置をマーキング  電気ドリルで穴あけ   開けた穴、周りに木屑
  

 穴を開ける前に幹にチョークでマーキングします。幹の縦方向に20cm間隔に、横方法に4cm間隔でマーキングします。マーキングが終わると、マーキングした場所に次々に穴を開けます。電気ドリルを使うと穴の周りに木屑が散乱します。穴あけ専用金槌を使うと、打ち込むたびに空けた穴の木屑が飛び出ます。

  縦20cm横4cmごとにマーキング   穴あけ専用金槌、木屑が飛び出る
 

 穴を開け終わると、しいたけ菌のコマを次々に穴に打ち込んでいきます。手で軽くコマを穴に入れると、金槌で叩いて完全にコマを穴の中に押し込みます。すべての穴にコマを打ち終わると、別のクヌギの木に穴を開けてしいたけ菌を植え付けます。その繰り返しです。

        次々に別のクヌギの木を穴あけして植菌


 すべてのくぬぎの木に植菌が終わると、雨が吹き込まない場所に寝かせます。寝かせた木の上には光が差し込まないように遮光シートを掛けておきます。1年後、竹藪など湿気が保たれる場所に移動します。その後1年、植菌して2年後にようやくしいたけを収穫できるようになります。

  コマを穴に入れる   金槌でコマを打ち込む  植菌した木を寝かせる
  

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寄せ木細工で糸巻き台を試作(1/2)

2020年02月02日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 先日のコットンクラブで、仲間の1人から糸巻き台を作れないかリクエストがありました。工作好きな私ですので、つい受けてしまいました。そこで、次回のコットンクラブに持って行く糸巻き台(試作品)を作っています。この手のものは、単に板を切って繋げば簡単に作ることができます。しかし、それではつまらないので、寄せ木細工デザインの糸巻き台を試作しています。

      試作した寄せ木細工デザインの糸巻き台下部


 寄せ木細工は、色や模様が異なる木片を組み合わせます。そこでホームセンターに行って、色が違ったり、模様が面白い板をいくつか購入しました。そして、寄せ木しやすい正三角形の木片に切りました。正確に切るために電気ノコギリを使って切りました。コットンクラブの何人が糸巻き台を欲しいか分からないため、とりあえず50ピースほどの木片を切り出しました。糸巻き台が欲しい方は、この50ピースの中から好きな色や模様を選んで寄せ木してもらおうと思っています。

   切り出し中の1ピースの木片    様々な色や模様の正三角形の木片
 

 まずは、糸巻き台の台の部分を作りました。最初に違う色の二つのピースを接着剤で繋ぎ、それを3組作りました。次に、その3組を繋いで六角形の台に組み合わせました。寄せ木細工デザインらしい模様の台になります。その台に糸巻きを並べて、出来上がりイメージを確認しました。次回はこの台に支柱を立てて、その上に針山(ピンクッション)台を付けようと思います。

  色の違う木片を圧着  寄せ木細工らしい模様  糸巻きを置いて確認
  

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田布施町郷土館 「佐藤栄作元宰相と寛子夫人展」を開催

2020年02月01日 | ふるさと

 田布施町郷土館は毎年、岸元宰相か佐藤元宰相のどちらかの展示会を開催しています。昨年度は明治150年のこともあり、佐藤3兄弟展を開催しました。今年度は、佐藤元宰相に加えて寛子夫人にも焦点をあてて展示会をすることにしました。そのため、少ないものの寛子夫人に関わる展示物も用意しました。寛子夫人の書いた書物や、佐藤元宰相と寛子夫人が一緒に写っている写真をなるべく多く展示しました。

    2月1日からの「佐藤栄作元宰相と寛子夫人展」の展示会場


 展示会のメイン展示物は、佐藤栄作元宰相が誕生してから亡くなるまでの年譜です。その年譜の中に、佐藤栄作元宰相と共に歩んだ田布施町の歴史を織り込みました。明治・大正時代の田布施町,昭和初期の田布施町,戦後の町村合併期の田布施町などの歴史が分かります。来館者の方々には、自分が生まれた頃や子供の頃に佐藤栄作元宰相がどんなことをしていたか知って欲しいと思っています。

 長い年譜の張り付け    年譜以外の展示物    郷土館の看板
  

 年譜の他には、佐藤元宰相がお国入りしたときの写真,ノーベル平和賞に関わる展示物,佐藤栄作元宰相と寛子夫人のビデオ視聴,書物,佐藤元宰相と寛子夫人が学んでだあろう明治後期の教科書なども展示しています。私が小学生の時、佐藤栄作元宰相の総理就任祝いに国木まで行ったことがありますた。そのためとても佐藤元宰相を身近に感じています。佐藤元宰相を知らない若い世代の方々にも来館していただき、岸・佐藤元宰相についてより知って欲しいと思っています。

     明治時代の教科書         書物やビデオ視聴装置
 

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