東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

今年度最後の放課後学習成器塾 盛りだくさんの内容

2020年02月29日 | 子供の育成関連

 今年度最後の麻郷小学校 放課後学習 成器塾がありました。今回は盛りだくさんでした。座布団の完成,刺繍の練習,織物の完成などです。座布団ですが、前回は田布施農工高校の羊の毛をふわふわにして中に詰めるまでで終わりました。今回は、座布団の背を糸で縫ったり、座布団内の羊の毛がよれないように処置しました。

       段ボール織りで作った織物の末端処理


 次は刺繍です。刺繍枠を作って布をピンと張り、刺繍の1番の基礎であるバックステッチを練習しました。チャコペンで布にMの字を描き、その文字線に沿う直線をバックステッチで描きました。それが出来上がると、可愛い猫の図案を布にチャコペーパーで写し取りました。そして、猫の図案に沿う曲線をバックステッチで描きました。 

  縫った座布団の背    羊の毛のよれ止め   途中、人形劇を見学
  

 生徒が刺繍の練習をしている間、校舎の2階に行ってみました。そして、人形劇発表会を少しの時間ですが鑑賞してきました。来年度は、人形劇も含めて、複数クラスの成果発表会や成果展示会をしたいものです。

  バックステッチで直線を練習    猫の図案でバックステッチを練習
 

 次に段ボールで織った毛糸の織物の完成です。前回は織りの途中で時間切れでした。生徒が自宅で織ってきた織物を、段ボールから外して末端処理しました。私が最初に末端の処理をしました。残りの末端処理は生徒にしてもらいました。完成した織物を見ると、色ごとに横糸の数が計算されていてこだわりがありました。そのため、とてもきれいな織物が出来上がりました。

    刺繍枠の布に集中、猫の図柄をバックステッチで刺繍中


 今年度のクラスの名前は「糸紡ぎ・織り」でしたが、来年度は「手芸と調理」にしようと思います。私のこだわりでもあるのですが、羊の毛刈りからフェルトや織物などの手芸、種まきから始めて口に入るまでを体験する調理などです。何人の生徒が集まるでしょうか。

  段ボール織りの織物   丸く出来上がった織物  完成した織物など
  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする