お地蔵様6を見た後、かんぼの宿に向かって歩きました。この道は何度も歩いたり車で通ったことがあります。峨眉山や海がよく見える道です。かんぼの宿に泊まった方々から「海の景色(特に夕日)が良かった。」とのお話をよく聞きます。かんぽの宿から少し山に登った場所に、筆掛けの松と呼ばれる絶景の場所があります。景色に見とれて、絵に描こうとした筆を松に掛け忘れたとかの言い伝えです。夕暮れ時に夕日を撮影するために訪れるカメラマンが少なくありません。
高さ順に並んだ四体のお地蔵様8
かんぽの宿を通り過ぎて少しして偶然に山側を見ました。竹が横に何個も組んである異形な場所がありました。そして、そのたくさんの竹の前に石柱がありました。その石柱に何か文字が書いてあるのに気が付いて近寄りました。水神様と掘ってありました。比較的新しい石柱でした。おそらく遠くない昔に、この場所が大雨で崩れたに違いありません。
お地蔵様6 かんぽの宿前を通る 組んだ竹と水神様
冬にも関わらず日差しが強かったので、歩いていると汗ばんできます。一枚脱いですたすた歩きました。そして、東ノ庄東端のお地蔵様7に着きました。お地蔵様の屋根は普通、平屋根か三角屋根が多いものです。このお地蔵様7の小屋は、側壁はブロックですが屋根は丸屋根です。この丸屋根はコンクリート製ではなく波板を使っているようでした。このお地蔵様7を管理する方は、大工の心得があるのではないか思います。
強い日差しの東ノ庄からの景色 丸屋根の東ノ庄東端のお地蔵様7
東ノ庄東端に着いた頃、お昼休憩する場所を探しました。丸屋根のお地蔵様7から国道188号線に出た場所に海に沿って堤防があります。その堤防に一ヶ所海岸に出る隙間がありました。引き潮だったため砂浜が続いていました。その砂浜に降りて昼食休憩を取りました。上を見上げると、真っ青な空にたくさんの鳶が舞っていました。
砂浜で昼食休憩 二体のお地蔵様9 長安寺の山門
砂浜での休憩が終わると、国道188号線を渡って再び東ノ庄の道を歩きました。四体のお地蔵様8の安置場所が最初分からず道を右往左往しました。このお地蔵様8は高さ順に並んでいました。赤い毛糸で編んだ帽子と白いよだれ掛けを付けていました。この地域で大切にされているようでした。続いて少し歩くと窪んだ場所に二体のお地蔵様9が安置されていました。そして、すぐ近くに長安寺がありました。古くからお寺があるので、この付近はお地蔵様が多いのでしょう。
調査のため歩いた室積の西ノ庄,東ノ庄方面
竹割り器や鉈を使って作ったU字支柱、畑に刺して曲がり癖を付けています。このU字支柱を作るために竹割り器と鉈を探した時、懐かしい笹割り器も見つけました。今回、この笹割り器を使って笹でひごを作ってみました。10年位前、この笹割り器を使って東京八王子市に自生している笹を割っていました。この田布施の笹でも同じように笹ひごを作ることができるか試してみました。すると、同じように細長い笹ひごを作ることができました。その笹ひごをさらに細く割れば、笹細工に使えそうです。
笹割り器に笹を押し込むと、笹が割られて笹ひごに
どんな笹が笹細工に適しているのか分かりません。試しに我家の周りに無数に生えている笹を一本切ってみました。そして、鉈で皮を剥ぎ取りました。ちなみに、竹と笹の違いは成長した時に皮が残っているかどうかです。竹はタケノコの時には皮がありますが、竹になると皮が脱落してなくなります。一方の笹は成長しても皮が残ります。笹の皮を鉈で取り、さらに節をきれいにしました。そして、笹割り器の通し穴に押し込みます。すると、反対側から綺麗に六等分に割れた笹が出てきました。
笹の皮を剥ぎ取る 笹割り器に押し込む 割れた笹が出てくる
出てきた笹ひごはそれなりに細く割れています。試しにこの笹ひごで、竹細工で多く編まれている六目を作ってみました。すると、目が大きいものの六目を作ることができました。この六目を次々に継ぎ足せば籠にすることができます。なお、笹ひごをより薄く剥けばより小さな六目を作ることができます。今後時間があれば、笹ひごをたくさん作って六目籠などを作ってみようかと思います。
一度に六本の笹ひごができる 試しに六目を作ってみる
お地蔵様の場所などを教えていただいてからは順調に歩くことができました。あらかじめ地図で場所を確認しながら歩いてはいるのですが、現地でどうしても道に迷うことがあります。そのような時は道行く人に聞くのが一番です。しかしながら聞きすぎると、自分で探さなくなり道を覚えなくなります。そのため、道を聞くのを躊躇することがあります。どう歩き回っても見つからなく困惑した時にだけ聞くことにしています。三体目のお地蔵様を見つけて以降、次々にお地蔵様や祠を見つけました。
千防山に接する西ノ庄の高台から望んだ峨眉山
室積松原のお地蔵様は一直線の古道に沿って並んで安置されています。ところが、西ノ庄は松原のように直線の道はありません。入り組んでいる道のあちこちにお地蔵様があるのです。道を千坊山方向に登ったり降りたり、左右に分かれたりと道が複雑です。車が一台しか通らない道や曲がった道ばかりです。古い道なのか人や牛馬しか通らなかった歴史があるのだと思います。
仲良し二体のお地蔵様 屋根付きのお地蔵様 屋根付き仲良し地蔵
次々にお地蔵様を見つけていると、西ノ庄で最も高い位置を通る道に出ました。その道はほぼ直線なので近年通された道だと思います。しかも車が対向できるように二車線です。その道を歩きながら海側を見ると峨眉山が遠くに見えました。また、室積の街並みを一望することができます。日差しが強いためか暖かく、冬とは言いながら涼しい風が顔をなでるように通過していきました。
二車線道路際にある祠 二車線道路下に見える如宝寺
眺めが良い二車線道路を歩いていると、眼下に如宝寺が見えました。また如宝寺に降りる道がありました。今回は如宝寺の場所だけを確認して、そのまま二車線道路を歩き続けました。しばらく歩くと、大峰峠に向かう道に来ました。左折して大峰峠への道を登りました。少しすると、光市の名木がある祠前に着きました。歩き続けたため少し疲れました。そのため、水分補給のため小休止しました。ここには名木,祠,そしてお社があります。
名木の下にある祠 名木近くにあるお社 名木近くのもう一つの祠
この名木,祠,そしてお社があるこの場所は、去年本番と下見共にウォーキングしたコバルトラインを歩いた時に寄りました。秋にこの場所に来ると、たくさんのシイの実が落ちています。続いてかんぼの宿に向けて歩きました。その途中に一体お地蔵様がありました。この付近は西ノ庄の東側にある東ノ庄です。この頃になるとお昼近くになりました。しかし、座れそうな場所がないためもう少し東ノ庄を歩いてみました。そして、東ノ庄の一番東側にあるお地蔵様に向かいました。
調査のため歩いた室積の西ノ庄,東ノ庄方面
竹割器で竹を四つに割ると、さらに幅2cm位に鉈で割る作業を続けました。均等な幅になるように力加減して割ります。私が必要とするU字支柱の本数は10本程度です。キャベツ,白菜,あるいは早春の種まきなど、主に防寒用や防虫用に使います。予備のためと、必要な友達に差し上げるため多めに作りました。今回は30本位のU字支柱を作りました。作ったU字支柱は、曲がり癖を付けるため畑に刺しておきました。
畑に一週間程度刺して、U字支柱に曲がり癖を付ける
子供の頃に、竹の加工方法について何となく教わりました。良い竹の選び方、竹の切り方、竹の節の扱い方、割り方などです。これらは、昔から農家で代々伝えられたようです。竹細工職人の家でないかぎり、その家々に必要なものだけ加工して作ったのではないでしょうか。私は父親や祖父、そして、友達が加工しているのを見て育ちました。当時私は鉈を持っていなかったため、カマで竹を加工していました。
四分割した竹 竹の節を綺麗に取る 鉈で竹を細く割る
でき上がったU字支柱は、土に刺しやすいように両方の先端を尖らせます。完成したU字支柱は畑に持って行き、∩字型になるように畑に突き刺しました。曲がりが均等にならない場合はバーナーであぶって修正します。突き刺して一週間後頃に取り上げます。そして、尖った両端を洗った後に納屋で乾燥させます。亡き私の父親は、先端に防腐剤を塗っていました。このU字支柱、上手に使えば3~4年使えます。
畑に突き刺して曲がり癖をつける 次々に畑に突き刺したU字支柱
来年の史跡巡りウォーキングのコースを調べるため、時々一人で調査ウォーキングをしています。10月に歩いた室積松原地区の東側にある、西ノ庄や東ノ庄方面の史跡を先日訪ねました。天気がとても良かったのですが、前日の雨で落葉が濡れていました。そのため、うっかり足を滑らせて痛い思いをしました。足をねじったようですが、少し我慢をしてその後も歩き続けました。その結果、たくさんのお地蔵様に出会うことができた調査ウォーキングでした。
足を滑らした山の頂上にある金毘羅社の祠
スタートしたのは室積松原の室積海岸入口近くにあるMaxValueです。本番や下見ウォーキングに合わせて10時に歩き始めました。MaxValue周辺は戦後に開発された地域なのかお地蔵様や神社仏閣はなさそうでした。そのため、山の方に足を向けました。そして、地図上にある金毘羅社に向かうことにしました。ところが、その入口がどこを探しても見当たりません。そのため、崖のような獣道を探しあててそこから登りました。それが大失敗でした。
スタートしたMaxValue 獣道をひたすら上に 到着した金毘羅社
獣道をどんどん上に行くと、だんだん道が消えていきました。地図上には頂上に金毘羅社があるはずです。木々やシダをかき分けながら藪こぎして上へ上へと登りました。しばらく登っているとポッカリ金毘羅社に出ました。登ってきた獣道は、本来の参道ではないことは明らかでした。金毘羅社に参拝する良い道が反対側に続いていました。不思議なことに石の鳥居は室積の街に向かって建てられていますが、鳥居から先に参道が無いのです。鳥居の位置に立って街並みを見下ろせるだけなのです。もう一つ祠があることを確認すると、元来た獣道に戻りました。
金毘羅社に続く道脇の祠 降りてきた獣道の終端
下りの獣道を下っていると道が分からなくなってしまいました。道を探している時、濡れた落葉にうっかり足をとられて滑ってしまい転倒してしまいました。足をねじってしまったようで痛みが走りました。なんとか起き上がりどんどん下りました。そして、入った入口とは違う場所に着きました。とにかく山から抜けられて良かったです。
民家傍の小さなお社 窪みに鎮座する地蔵様1 屋根付きのお地蔵様2
痛くても歩けたので、そのまま調査ウォーキングを続けました。その後、街内で道が分からなくなり室積会館前に出ました。たまたま近くで井戸端会議していた方々に、お地蔵様などの場所をお聞きしました。すると、いくつかの場所を教えていただきました。ありがたいことです。教えていただいた道を気分良く歩きました。少し歩くと、教えていただいた場所に小さなお社やお地蔵様がありました。
調査のため歩いた室積の西ノ庄,東ノ庄方面
春からの園芸準備をしています。春先はまだ寒いため、早く種まきしたい場合は寒冷紗やビニールで畝を覆います。その時にU字支柱が必要となります。数年前に作ったU支柱は残り少なく、しかも傷んで折れやすくなりました。そのため、数年ぶりに竹でU字支柱を作りました。今では、U字支柱は園芸店やDIY店で売っています。金属棒にプラスチックをコーテイングしたものです。私が子供の頃、U字支柱は各家で竹で作っていたものです。春先に使い始め、秋に回収して洗って保管していました。昔は何でも自給していたです。
切り出した竹を、鉈で必要な幅に割る
必要な竹を切り出しに竹林に行きました。そして、あまり太くなく,なるべく節の間隔が長く,そして2~3年の竹を探しました。その竹の根本近くをノコギリで切りました。そして、長さ170cm位ごとに切り分けました。170cmとは支柱の長さです。次に竹を加工する道具を納屋で探しました。すると、東京に住んでいた頃に笹細工に使っていた道具も出てきました。笹を六等分に割る道具です。
数年前に作った支柱 竹の根本を切る 170cm位で切り分け
竹を加工する道具の一つに、竹を四等分に割る道具があります。その道具を竹の切り口に打ち付けて割りました。なお、竹を加工する道具の一つに鉈があります。竹を必要な幅に割ったり、竹の皮を剥いだりします。この鉈は、奥多摩で鍛冶屋を営んでいた古老が、鍛冶屋を畳むときに私にくれたものです。刃も、持ち手も、鞘もその鍛冶屋さんが作ったものです。私のお気に入りの鉈です。鞘は桜の皮を剥いで作ったものです。
A:鉈,B:竹割り器,C:笹割り器 竹割り器で竹を四分割
コロナのおかげで放課後学習成器塾が散々です。1月は調理を教えようと、小豆や製粉機などを準備していましたが中止になってしまいました。ちなみに、去年は果物を使った調理やホットケーキ作りをしました。今年度は調理は一度もできずに終わります。2月は幸いにもコロナが収まり放課後学習が再開となりました。今回は、子供達が織りやすい簡単な織物体験を実施しました。段ボール枠を使った織物体験です。
簡単な織物作品を見たり、好きな色の毛糸を選ぶ
最初、私の方から段ボール枠への糸の張り方を教えました。往復して張る方法とぐるぐる巻きして張る方法の二種類あります。今回は、出来上がった後にフリンジ加工しやすいぐるぐる巻きを教えました。経糸をぐるぐる巻き終わると、子供達に好きな色の毛糸を選んでもらいました。その毛糸を段ボール製シャトルに巻きました。そして、経糸の間を段ボール製シャトルを通しながら織りました。ちなみに、筬の代わりはフォークで綜絖の代わりは園芸用名札です。
経糸をぐるぐる巻き 横糸を丁寧に通す もう少しで完成
出来上がると、横糸を変えた時のはみ出し糸を結んでまとめました。それが終わると、段ボール枠から切り離しました。そして、フリンジ加工しました。ここまでの作業はとても簡単です。一度教えれば、小学生でも楽しく織物を作りことができます。楽しかったのか、居残って織りたい子供が何人もいました。そのため、少し時間オーバーして冷や冷やしました。来週も段ボール枠を使い、今度は円状に織る織物を教えます。来週が今年度最後の放課後学習となります。
段ボール枠から外して、末端をフリンジ加工して完成
毘沙門様周辺はとても綺麗に管理されていました。ここで少し休憩しました。ところで、この毘沙門様前で一年に一度「杵崎さまの火祭り」が行われます。このお祭りは江戸時代以前に起源があるようで、祭り時に「虫追い」などの言葉が使われます。記録によると、昔はどの地域でもこのお祭りが行われていたようです。お祭り時には、あちこちの地域で火の手が上がっていたようです。
旧平和霊場二番札所の新川寮前で休憩
毘沙門様を出ると、トイレ休憩するためにMaxValueに行きました。この近くにトイレの場所が無いため、本番ウォーキングでもMaxValueに寄ることにしました。MaxValueで小休止すると新川の浮島神社に向かいました。途中、古い道を通って旧関戸橋袂に立ち寄りしました。続いて、そこから田布施川に沿って下流に向かって右岸を歩きました。
MaxValueで小休止 旧関戸橋たもと 五人力の清三郎の石柱
しばらく歩くと、五人力の清三郎の石柱に着きました。この石柱の前で立ち止まって五人力の清三郎の民話を皆さんにお話をしました。続いて、田布施川を離れて平和霊場二番札所だった新川寮に行きました。80年位前に尼さんが住んでいたそうです。次に最後の史跡である浮島神社に行きました。新川寮の西隣にある神社です。
新川寮に到着 最後に浮島神社を見学
江戸時代、この付近が干拓された頃に浮島神社は創建されました。しかしながら、なぜ「浮島」なのか誰に聞いても分かりません。遠い古代、浮島神社付近は島でした。遠くから見た時、蜃気楼で島が浮いたように見えたのでしょうか。ところで、私が子供の頃に浮島神社で花火大会がありました。この付近に花火師が住んでいたとの話を聞きます。しかし、火薬の届出や管理が厳しくなってから花火をしなくなったようです。浮島神社を出ると、スタートした麻郷公民館に向かって帰りました。下見ウォーキングに参加された方々、お疲れ様でした。
田布施町麻郷北部下見ウォーキングのコース
稲荷神社を出ると三宅地区に向かいました。久しぶりの三宅地区です。最初、山を少し登った場所にある東竹重の荒神様に行きました。立派なお社ですが花が活けてありません。近年お世話する方が少なくなったのではないでしょうか。長く急な坂の上にあるため、足が悪い高齢者にはお世話が難しいのかも知れません。続いて、降り積もった落葉を踏みながら山の尾根筋にある祇園社に向かいました。
濡れて滑りやすい落葉を踏みながら祇園社に向かう
前日の雨で落葉が濡れていました。急坂なこともあり気を抜くとすべってしまいます。この落葉の下はコンクリート製なのですが、最近掃き掃除をしていないのでしょう。落葉の上り坂を登りきると、尾根筋の山道をどんどん進みました。山道の回りには墓地がたくさんあります。長い坂を登り切った場所にある墓所のため世話がなされていない墓地が目立ちます。しばらく歩くと、目的地の祇園社に付きました。
急坂をどんどん登る 静かな荒神社 倒れそうな祇園社
数年前に祇園社を訪れた時、お社内になんとか入ることができました。その時すでに屋根の一部が崩れていたため、もしかして倒壊しているかと思いました。しかし、つっかえ棒のおかげで倒壊を免れていました。以前、建て替えの予算がたたないとのことを聞きました。残念なことですが、数年後には倒壊していると思われます。
山頂の祇園社前広場 毘沙門様のお社
祇園社を出ると、急坂をくだって三宅薬師堂跡に行きました。この薬師堂跡には、やはり倒壊寸前のお堂がありました。しかし、7年前に撤去されて何もない跡地になっています。祇園社と比べて、撤去費用を捻出できただけでも良かったのではないでしょうか。続いて、毘沙門様に向かいました。
田布施町麻郷北部下見ウォーキングのコース
わらを使ったペットボトルケースの試作品、ほぼろと比べて使うわらの量が少ないです。そのため、比較的早く完成することができました。何やら風情のあるペットボトルケースが出来上がりました。自画自賛ですが、手作り感満載で、実用的には保温性があり、このまま土に埋めれば腐って肥料にすることができます。現代の自然回帰や農的暮らしにマッチしていると思います。
わらで試作したペットボトルケース
さて、前回はペットボトルケースの側面をワラで編んで繋ぎました。今回は、ぶら下げることができる紐を付けました。続いて、底が抜けないように底部を編みました。そのために、わらを内側に折り曲げる底部円周上に太紐を縫い込みました。
太紐を縫い込む ぶら下げ用の紐 底部を紐で編み込む
わらを内側に織り込むと、ほぼろと同じように底部を蜘蛛の巣編みします。底が丸くならないように、平らに編み込みます。丸いと、テーブル上に置いた時に倒れます。こうして、ペットボトルケースの試作品が出来上がりました。友達に見せて改善点を伺い、今後はより完成度の高いケースにしようと思っています。※同じ製法で蓋を作ってもいいかも。
ペットボトルを入れる 平らな場所に置いてみる
2月の史跡巡りウォーキングは田布施町麻郷の北部(三宅,竹重,新川など)を計画しています。今回、そのウォーキングコースを下見してきました。下見で一番大切にしているのは女性の意見です。特にトイレで、次にお昼休憩の場所です。今回も女性の意見を取り入れて、本番ウォーキングのコースを大幅に変更することにしました。いつものことですが、気持ち良いウォーキングをしていただくためには欠かせないことです。それらをいつも心に入れて下見ウォーキングをしています。また、来年の候補にする史跡巡りコースを時々一人で歩いていますが、それらを考えながら試歩しています。
お昼少し前に到着した稲荷神社
集合したのは麻郷公民館です。集合を確認すると10:00に出発しました。麻郷公民館は麻郷の中心部にあるため、麻郷北部に向けて移動しました。最初に見たのは麻郷団地入口近くにあるのお地蔵様です。このお地蔵様は通りに面しているため目立つお地蔵様です。しかし、由来やどなたがお世話しているのか知りません。続いて、かつて水をたたえてい溜池跡沿いの道を通りスポーツセンター方面に行きました。そして、麻郷幼稚園に続く丘尾根にある神社を参拝しました。
通りに面したお地蔵様 麻郷幼稚園近くの神社 狭道を抜け神社を降りる
丘の上にある神社を降りて尾迫の県道に出て、スポーツセンター入口の横断歩道を渡りました。そして、丘の上にある尾迫観音堂に行きました。観音堂南側は綺麗に伐採してあり見晴らしがとても良かったです。日が射していることもあり、軒下に腰をかけて日向ぼっこ小休止しました。そして、見晴らしを楽しみました。
手入れされた尾迫観音堂 尾迫観音堂で小休止
この尾迫観音堂は皆さんの印象がとても良かったため、本番ウォーキングでは、ここでお昼休憩を取ることができるようにコースを変更します。続いて稲荷神社に向かいました。この神社は江戸時代後期創建の記録があります。今でも地元の方々によりお祭りが開催されています。稲荷神社を見終わると、次の史跡地である三宅地区に向かいました。
田布施町麻郷北部下見ウォーキングのコース
先日、わら細工の一つであるほぼろを制作しました。ところが、今やほぼろは使うことはあまりありません。そこで、何かに応用できないかなと考えました。その応用の一つとして、ペットボトルケースを作ってみることにしました。
ペットボトルをわらで覆うため保温性があると思います。さらに手触りもいいのではないかと思います。毛糸を編み込んで色のアクセントをつけてみました。どんなペットボトルケースが出来上がるでしょうか。
ほぼろを作る馬と駒を使って、わらでペットボトルケースを編み込み中
まずは、編み込むペットボトルの大きさを決めました。最近よく見かける小さめのペットボトルにしました。そして、そのペットボトルケースの編み込み位置を決めました。続いて、編み込む紐を交差する駒を用意しました。赤緑黄の毛糸を交差する駒も用意しました。計12個の駒を使います。制作準備が終わると、ほぼろ作りと同じようにわらを編み込みながらケースの側面を作り始めました。毛糸は単純な「I」模様にしましたが、今後は「x」などの模様にしてもよいかも知れません。
編み込みの位置決め 駒12個の用意 編み込み開始
ペットボトルの側面を編み込み終わると両端を繋ぎました。その時、作っておいた曲がり針が役に立ちました。反省点ですが、結び目をケースの内側に隠せば繋ぎ目が目立ちません。後日、ケースの底をほぼろと同じように蜘蛛の巣編みでまとめようと思います。素人なので美しくはないですが、使えそうなペットボトルケースになりそうです。
曲がり針で側面の両端を繋ぐ 底面を編み込めば完成
1月になってから、園芸店に種ジャガイモが並ぶようになりました。一昨日、柳井園芸などで種ジャガイモを何種類か購入しました。いつもは男爵やメークインが多いのですが、今年は次のような品種の種ジャガイモを買いました。①とうや、②アンデスレッド、③ノーザンルビー、そして④アンデスです。①のとうやはフライドポテト用とのこと、②と④は皮が赤いジャガイモです。名前が良く似ているため、もしかして同じものかも知れません。③は皮も中身も赤いジャガイモです。初めて栽培する品種です。美味しいかどうかは分かりません。大きな芋は包丁で切って、切り口を日に当てて干しました。
左から、①とうや、②アンデスレッド、③ノーザンルビー④アンデス
とうやはどの芋も小さかったので切りませんでした。切ったのはアンデスレッドとノーザンルビーです。アンデスは大きい芋だけ切りました。数週間日干しすると、小さな芽が出てきます(浴光催芽)。芽が出た頃(2月末)に畑に植えようと思います。フライドポテト用ジャガイモのとうやは放課後学習成器塾の調理に使っても良いかも知れません。なお、園芸店で私の好きなジャガイモであるシンシアの種イモがあれば購入しようと思います。
包丁でカット中のアンデスレッド 2分割したノーザンルビー