6月に収穫した小麦を日光消毒しました。ベランダにブルーシートを広げ、その上に小麦を薄く広げて消毒しました。日差しが当たると、熱いのか苦しいのか小さな虫が次々に逃げていきました。7月に日光消毒すれば良かったのですが今日になってしまいました。この小麦、製粉してパスタかホットケーキにしようと思っています。
ブルーシートを敷いて、収穫した小麦を日光消毒
その昔、お米を収穫すると籾を筵の上に広げて日光消毒したものです。庭の広場に何十枚もの筵を引いていました。今は見ることができない昭和の懐かしい光景です。今は機械がやってくれるため、そんな光景を見ることができません。
懐かしい昭和の光景、広場に筵をたくさん敷いてお米を日光消毒
日光消毒中の小麦、二時間位ごとにかき混ぜては平らにします。こうすることによって、小麦をまんべんなく消毒することができます。ちなみに、日光中の強い紫外線によってカビや菌を退治する効果もあるようです。消毒し終わった小麦は、タンクの中に保管ししました。小麦を永くもたせるため、タンクの中は真っ暗で、湿度が低く、酸素を減らしています。
小麦をシートに出す 小麦を平らに均す 日光消毒中の小麦
那須や宇都宮の次に、息子が住んでいる茨城県に行きました。孫が虫に興味を持ち始めたとのことで、お土産にカブトムシ二匹とクワガタ一匹を田布施から持って行きました。長距離移動に備えて、虫たちには美味しい蜜をたっぷり与えておきました。茨城県に着いてから、元気すぎて籠から逃げ出すほどでした。
早朝のアクアワールド茨城県水族館、たくさんの子供達で混雑
次の日、アクアワールド茨城県水族館に行きました。この水族館、7年前に大洗駅から歩いてきたことがあります。その時、数時間も歩いて疲れました。そのため、この水族館は歩いて来る場所ではないことを悟りました。しかし、水族館周辺のいろいろな史跡を歩いて訪ねることができて良かったです。
さて、水族館は夏休みもあって大変混んでいました。その後、那珂湊で寿司を食べたり、ひたち海浜公園近くのモールに行ったりして過ごしました。
広大な水族館駐車場 巨大な水槽 お昼ごはんを食べる
マオランの葉を剣山でバラバラにした後、水に数日間浸して腐らせました。猛暑のこともあり、強烈な酸っぱい匂いが漂うようになりました。その腐った水からマオランの繊維を取り出しました。そして、たわしで何度も擦りました。すると、腐った葉肉が取れるのか白い繊維だけが残りました。この白い繊維を天日乾燥しました。その繊維を試しに草木染めしてみました。
藍や紅花などで草木染めしたマオランの繊維
藍染めをした後、紅花染めをしてみました。水溶性の色である黄色はよく染まりました。黄色と言うよりも橙色でしょうか。ところで、紅花の保管方法が悪かったのかボロボロに腐っていました。そのため、黄色にはよく染まったのですが、紅はあまり染まりませんでした。草木染めは新鮮なうちに染色した方が良いようです。
マオランを浸した腐水 取り出した白い繊維(上) 藍染め液に浸す
ついでにタマネギの皮で染色してみましたが、あまり染まりませんでした。毛糸はタマネギによく染まるのですが、マオランはあまり染まらないようです。次回、新鮮な紅花を使って紅色をもう一度染めてみようと思います。
ところで、染色したマオラン繊維は何に使えるでしょうか。色が付いたロープも良いでしょうし、色が付いた紐編みにしても良いかも知れません。空いた時間にでも、染めたマオラン繊維の使い道を考えてみようと思います。
藍によく染まったマオラン繊維 紅花(黄色)に染まったマオラン繊維
宇都宮に来たついでに、大谷石資料館に寄ってみました。と言うのも、大谷石資料館は地下にあり涼しいと聞いたからです。実際その地下に行って見ると、涼しいよりも寒いのです。長袖を着て行った良かったです。江戸時代から数百年間掘り続けた巨大な地下空間を見学しました。1時間ばかり見学した後に外に出ました。
数百年間掘り続けた結果できた巨大な地下空間、寒い!
外に出ると、関東各地の小学生達がバスを降りていました。バスを見ると、東京都と神奈川県の小学校でした。夏休みの野外学習なのではないでしょうか。喫茶店で、アイスを舐めながら猛暑を一時しのぎました。続いて、30分位歩いて大谷石観音を見学しました。巨大な観音様で、高さ30m以上はあったと思います。
昔使われた大谷石採掘の道具 巨大な大谷石観音
ところで、宇都宮の隣の栃木市での家電営業をしていた頃の思い出です。50年位前、栃木駅前のデパートの家電売場で働いていました。デパート近くの桐屋旅館(今はない?)に宿を取って仕事をしていたのです。お正月もその旅館で過ごして栃木市内大平山の神社に初詣しました。
当時、栃木駅前のデパートもそれほど大きくはありませんでした。しかし、当時は若い社員ばかりでとても華やいだ雰囲気でした。同じ家電販売の同僚と、どの女子社員が可愛いかなど話をしたことを覚えています。当時、二十歳代前半で若かったのです。
大谷付近はこのような大谷石に囲まれており壮観
試作ポシェット2の蓋を樹の皮で作りました。縞竹の曲線に合わせて貼り付けました。その後、軒下にぶら下げて一日ほど天日乾燥しました。そして、完成した蓋をポシェットに合わせてみました。
ところが、微妙に蓋が大きくて困ってしまいました。ポシェットにピッタリはまるはずだったのに、わずかに大きいのです。いっそのこと、ハサミで周囲をカットして中敷きにする手もあります。すぐには決められないため、先に肩紐を作ることにしました。
楕円に曲げた縞竹に樹の皮を貼り付け後、軒下で天日乾燥中
蓋を次の①~⑤のようにして皮を貼り付けました。プロの方はどのようにして貼り付けているのでしょうか。私は裁縫用の接着剤を使用しました。あくまで自然にこだわるのであれば、にかわか樹脂が良いのかもしれませんが。
①楕円形にした縞竹に樹の皮を圧して接着
②縞竹の外側2cmほどをハサミでカット
③縞竹の外側の皮を短冊状にカット
④短冊状にカットした皮を縞竹に合わせて曲げる
⑤曲げるとき接着剤を塗布し、曲がりが戻らないようにクリップで止める
曲げた縞竹に皮を取付け 水に浸け柔らかく 短冊状に皮をカット
使った樹の皮は、皮が薄いイヌビワです。そのため、曲げても折れたりすることはありせんでした。やや厚いクルミの皮では、曲がりにくいように思います。
完成した蓋ですが、予定より大きかったため蓋にして良いか悪いのかしばらく考えようと思います。デザイン的にも?です。縞竹から取り外して中敷きにする手もあります。
皮を曲げた後クリップで固定 完成するも、蓋か中敷に?
那須岳から下山すると、栃木県の県庁がある宇都宮に向かいました。宇都宮は内陸にあるため、その猛暑は半端ではありませんでした。その暑さには降参です。ところで、宇都宮に来た理由は会社時代に隣の栃木市で家電販売の営業していたことです。仕事が休みの時に宇都宮市を訪れたことがあったのです。しかし、50年前の記憶にある宇都宮はもうありませんでした。
駅前の餃子象を見た後、宇都宮城址に向かいました。宇都宮城址公園に着くと資料館である清明館に入館しました。宇都宮駅から30分位の道は日陰も無く歩くにはとてもきつかったです。そのため、クーラーの効いた清明館に入った時は救われました。
宇都宮城跡として再建された城壁
清明館には古代から戦時中までの歴史的遺物が展示されていました。古代のコーナーでは縄文時代のイヤリングが展示されていました。関連書籍に掲載されているほどの貴重品です。耳穴が大きくないとはめられないほどの大きさです。その他、戦国時代までこの地を収めていた宇都宮氏の歴史も掲示されていました。
宇都宮駅と餃子象 宇都宮城址の清明館 古代宇都宮周辺の古墳
ところで、宇都宮城址に来た一番の理由は、幕末時の宇都宮城を巡る戦いの詳細を知りたかったからです。しかしながら、映像で見せるだけで、ちらりと土方歳三が出ていただけでした。少しがっかりしましたが、資料が残っていないのでしょう。宇都宮城で負けた土方達は以後、東北に移って戦いを継続しました。
宇都宮城址を出ると、宇都宮名物の餃子を食べに街に出ました。餃子が主食で、ご飯が副菜の感じでした。いろんな種類の餃子を堪能しました。
戊辰戦争時の宇都宮城の配置図 堪能した宇都宮名物餃子
わら細工に必要なわらの準備が整ったため、次に編み台と駒を用意しました。前回の講習会で編み台は必要数あります。1個のほぼろを編むためには3対6個の駒を使います。なお、1個の猫ちぐらを作るには5対計10個の駒を使います。猫ちぐらは駒をたくさん使いますので駒を新たに作りました。
今回、より簡単に紐を巻ける駒を10個ほど作りました。角材を18cmごとに切断たそれぞれの角材に、ヒートンを取り付けて駒を作りました。日陰とは言え猛暑の中での作業です。汗がたらたら出ます。タオルで汗を拭きながら作業しました。
日陰の中で、数十個の駒に紐を取り付け
駒が出来上がると、人数分の駒に紐(長さ5m)を取り付けました。紐の両端から同じ長さに駒に巻き付けるため、紐の中心にクリップを挟んで印にしました。バインダーによる小麦の刈取り時の結束に使ったバインダー紐の余りを使いました。ところで、昼とは言え蚊がたくさん飛んできます。蚊も必死なのでしょう。自分の周り数ヵ所に蚊取り線香を置きました。
紐の中心の印のクリップ 1対の駒の出来上がり ほぼろ1個を編む駒3対
ほぼろの製作講習会の受付人数は、8/20,8/27共に5名としています。なお、前回の講習会時で完成できなかった方は、完成していただくために継続参加OKにしています。その方々は別枠にしています。
ところで、去年春の講習会では申し込みが多かったため、講習会に参加できない方が出ました。今回、そのような方がでた場合、次回11月の講習会に優先的に参加していただこうと考えています。
日陰でもくもくと駒に紐を取り付け 必要数作った駒の数々
那須高原の大麻博物館を訪れると、続いて那須岳に登りました。北アルプスのように険しい山ではありません。那須高原をバスで登っていくと、終点にロープウェイの駅がありました。ロープウェイには海外の観光客も乗っていました。ロープウェイを降りるとなんと涼しい事。日差しは強烈ですが、気温が低いため快適な登山ができました。
那須岳に登るたくさんの人達、小学生やお年寄りの集団がたくさん
ロープウェイに乗った人たちを観察すると、多くは小学生達とお年寄りのグループでした。小学生達は六年生位でしょうか。夏の体験登山に来ていたのだと思います。指導する先生達の声が響いていました。一方、お年寄りのグループは山好きな人達のグループのようです。
那須岳の緑の裾野 険しい岩の連続 なだらかな裾野
今回は本格的登山をするための重装備はしてきませんでした。そのため、那須岳の裾野を回り込む道を散策しました。小学生やお年寄りのグループから外れたため、とても静かでのんびりとした歩きを楽しむことができました。少し汗ばむと、適当な石に腰を掛けて通り抜ける涼しい風を感じました。こんなのんびり登山もいいものです。若い時のようなハードな登山はもう卒業です。
遠くに那須岳に連なる山々 誰も歩いていないのんびりコース
8/20と8/27に麻郷公民館で伝統わら細工民具ほぼろの製作講習会を開催します。8月の町広報に出ます。この講習会は小規模のを含めて7回目となります。前回は観光協会の芝生で開催しました。
この7回目講習会の準備に取り掛かりました。まずは、材料であるわらの事前加工をしました。本来ならば製作直前にわらを叩いて柔らかくするのですが、すぐにわらを使えるように事前加工しておきました。今回は足踏み脱穀機でわらのはかまなどを取り除き、車でわらをひいて柔らかくしておきました。
車でひいて柔らかくしたわらを袋に詰める
私が子供の頃、木槌でわらを叩いた柔らかくしていました。しかし、私は車に引かせて柔らかくしています。たくさんの方々に講習するためには多量にわらが必要です。いちいち木槌を叩いていては時間が足らないのです。
さらに、はかまを取るために私は足踏み脱穀機を使っています。千歯こぎを使っている方もいます。最後にわらの高さをそろえるため押切りを使います。
脱穀機ではかま取り 庭帚で綺麗に清掃 わらを車の後ろに敷く
わらを車の後ろに敷くと、車をわらの上で前後に動かします。わら全体が柔らかくなるように、何度かハンドルを左右に少しきって車を振ります。柔らかくなった頃を見計らって車を車庫に収納します。そして、柔らかくなったわらを袋に詰めます。これでわらの事前加工が終わりました。次は参加者人数分の編み台をそろえ、それに使う必要数の駒を用意します。
車を前後に動かしてわらを柔らかく わらを下に見ながら車を動かす
先月、関東の栃木県や茨城県などに行ってきました。最初に、栃木県那須にある大麻博物館に行きました。この博物館は在来大麻に関する資料や現物を展示しています。大麻と言うと、今や麻薬のことを指しています。そのため、密かに栽培して逮捕者が出ているニュースをよく聞きます。
この博物館に展示してある大麻は在来の麻薬成分が少ない大麻です。古代には紡いで衣服にされたり、今でも神事に使われています。その繊維の取り方ははカラムシによく似ています。しかし、今の日本で栽培している所はわずかしかありません。
栃木県那須にある大麻博物館を訪れる
20年ほど前に何度か訪れた新潟県美麻村、当時はたくさん大麻が栽培されていました。倉庫に大量に貯蔵されていた大麻を思い出します。その美麻村でも生産が少なくなっているそうです。古代に貴重な繊維だった大麻が無くなるのは寂しいものです。ちなみに、栃木県で大麻の繊維を取ったり紡ぐ体験をする場所があるそうです。来年体験してみたいと思っています。
大麻の繊維のサンプル 天井に展示された大麻 たくさんの資料
ちなみに、「麻」は古代には「お」と発音していました。田布施町の「麻郷」は今でも「おごう」と呼ばれています。田布施は古代の古墳がとても多い地域です。そのため、当時の麻郷地区では大麻を栽培して衣服を生産していたのではないかと思われます。
今の麻郷地区は、大麻栽培の痕跡や言い伝えが全くありません。残っているのは土地名「おごう」だけです。明日香時代、周防国の中心が防府になった頃に生産を止めたか移ったのでしょうか。
大麻の繊維を紡ぐ足踏み紡ぎ機、※スピンドルも展示
段ボールに刻みを入れて毛糸を編めるか、いろいろ試してみました。しかし、混み過ぎて編めそうもないことが分かりました。そのため、心機一転、段ボールではなく木材を使ってみることにしました。上下2個の丸い木材を板から切り出しました。その丸板の円周に細い釘を打ってみました。この釘に毛糸を引っ掛けて経糸に見立てようと思います。
丸い木材を板から切り出し、円周上に細釘を打つ
丸い木材を切り出した後、紙やすりで磨きました。そして、円周上に5mm間隔で印を付けました。その印よりわずかに内側に細釘を次々に打ちました。あまりに細い間隔なので、細釘が逸れてしまう恐れがありました。そのため、釘を打つ前にガイド穴を開けておきました。
切り出した2個の丸木材 円周上に5mm間隔の印 ガイド穴を開ける
続いてガイド穴に細釘を次々に打ち込みました。円柱状に毛糸を編みやすいように、細釘側が背合わせになるようにしました。丸板より細い板を挟みました。次回は背合わせになった丸板に毛糸を張ろうと思います。何だか馬鹿げた事をしているようにも思えますが、思い付きのまま試してみようと思います。
ガイド穴に細釘を打ち込む 背合わせにした丸板
暑い盛りの中、イチジクの樹下に生える雑草を汗だくで刈っていました。ふと樹を見るとイチジクの青果が何個も付いているではありませんか。今年も美味しいイチジクを収穫することができそうです。9月になれば、表面が赤くなり柔らかくなります。
秋になれば食べられるイチジクの青果
この頃になると、カミキリムシの幼虫が幹に巣くいます。しかし、まだ幹からおがくず出ている様子はありません。まだ巣食ってはいないようです。ところが、細い幹にカミキリムシがしがみついていました。そして、幹の表面をがじっているではありませんか。可哀そうではありますが、幹から落として靴の底でひねり潰しました。
あちこちに青果 全体に甘い匂いが漂う 害虫のカミキリムシ
縞竹を使ってポシェットの蓋円周部が出来上がりました。今回は、その縞竹を覆う樹の皮細工をすることにしました。使ったのはイヌビワの皮です。皮を採集した後に天日乾燥していましたが、皮が薄いためか強く触ると割れます。これがイヌビワが皮細工に使われない理由だと思います。後で補強が必要です。その点、クルミは皮が厚く丈夫なため皮細工に多用されます。さて、イヌビワの皮を裂いて細長くしました。そして、格子模様になるよう細工をしました。
出来上がったイヌビワの皮細工(格子模様)、後で楕円の縞竹に被覆
天日乾燥していたイヌビワの皮ですが、すっかり変色していました。カビも少し生えていました。乾燥させる前に強めに洗った方が良かったのではないかと思います。縮んで丸くなっていたため水に入れて柔らかくしました。その後、アイロンで平らにのしました。平らになると1cm x 30cmになるように鉛筆で線を引きました。そして、鉛筆の線をなどるようにハサミで切り離しました。
皮を水に浸して柔らかく アイロンで平らにのす ハサミで皮を切り離す
出上がった細長い皮を格子状に細工しました。皮が柔らかいため、油断するとすぐに外れてしまいます。クルミの皮細工よりも繊細な感じがします。外れてしまわないように端を板で押さえると良いようです。小1時間奮闘して格子模様が出来上がりました。次回はこれを縞竹の輪に被せようと思います。初めての細工なので失敗するかもしれませんが。
皮を互い違いにして格子模様 やっと格子模様の完成、目が疲れる
猛暑日が続いています。熱中症を考えると、昼は野良仕事を避けた方が良いと思います。しかし、あまりに草が茂っているため草刈りだけは止めるわけにはいきません。
今回は林の東側の草地を刈り取りしました。日差しが強いので、1時間草刈りをすると、クーラーの効いた部屋に1時間入って休憩します。そんな猛暑の毎日の繰り返しです。
汗だくになって林の東側の草地を刈り取り
この草地は春から一度も草刈りしていません。そのため、草の背がとても高くなっていました。紐刃で草刈りすることが好きな私ですが、新調したチップ刃で刈りました。草刈機を力を入れて振り回さなくても軽く刈ることができます。老体には、軽く切れることが体力温存に効果があるようです。樹の枝がたくさん落ちているのでハンマーナイフモアは使えません。とにかく地道に刈るしかないようです。
背高の雑草群のため前方が見えない 2時間ばかりかけて刈り終える
今回の試作2は少し大きなポシェットになるため蓋が必要と思っていました。ポシェット本体がやっとできたため蓋を作ることにしました。ちなみに試作1は蓋はありません。
どんな蓋を作ろうか思案した結果、ポシェットの底の形に合わせて楕円形にすることにしました。その楕円形を竹を曲げて作ることにしました。そして、樹の皮を被せることにしました。そこで、裏山に生える縞竹と呼ばれる黄色のとても細い品種の竹を何本か伐採しました。
底の形に合わせて、楕円形にする蓋(縞竹)
縞竹は直径が1cm位の細い竹です。その竹のさらに細いものを選んで伐採しました。そして、ゆるりと曲げました。強く曲げると折れるため、バーナーであぶりながらゆっくりと曲げていきました。そして、目的の蓋の形になると紐で結んで固定しました。数日そのままにすると、蓋の形に曲がりが固定します。なお、最初笹や竹を使おうと思いました。しかし、少し曲げるだけで折れるので止めました。
細い物だけを選んで伐採した縞竹 バーナーであぶりながら曲げる