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自己原因性感覚をもたせる

2005年05月11日 | 読書
重要なことは、子どもたちが「自分が原因となって授業や学校が(少しは)変わる」という感覚をもてるようになることだ。授業や学校に対する、「自己原因性感覚」をもたせるのである。こうした感覚がもてるようになると、子どもたちは「先生はがんばって授業をしてくれているのに、自分はどうしてもやる気にならない」等、自分の問題を教師と共有しようとするであろう。
藤川大祐「授業づくりネットワーク №238 P6」(学事出版)



授業感想文という手法を使うときは
子どもをとらえようという教師側の発想が主だが
その手法によって子どもの「参画」を図ることもできる。
学校を、ある意味で共同体的存在としてみようという視点…
この感覚はいろいろな場に適用できるかもしれない。