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自然な欲求を感動で刺激する

2005年05月29日 | 読書
現代の日本では、最も多くの人を動かしているのは、多くの場合、広告ではないでしょうか。広告は、人の行動エネルギーの「欲望」と「欲求」を最大限かつ直接的に利用して、消費行動という形で日本人を動かしているのです。残念ながら、教育は知識は与えても、子どもたちの心に潜んでいる自然な欲求を感動で刺激してはくれませんでした。
松岡英輔「『挫折しない整理』の極意」(新潮新書)


「自然な欲求」のとらえ方は難しいけれど
行動へ促すために「感動で刺激する」ことは極意である。
教室の場で、中心になっていくのは「知」への刺激であり、
まず、教師が感動できているかもポイントだろう。