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コンプライアンス社会の死角

2005年05月20日 | 読書
子どもたちが指摘したような、職業意識の低下、例えばルールは守っていても倫理や人間性など心の領域がおろそかになっているのではないかという点は、「コンプライアンス(法令順守)社会」の死角ともいえるだろう。どんなレールを走り、なぜ脱線したか。これは多くの人の生き方の問題につながっている。明日の職業人を作る教育現場で、この事故は、生き方を考える教材として生かしていくべきと思う。
宮川俊彦「秋田魁新報5.18夕刊記事」


なんたのためのルールか
原点に立ち返らなければ、ルールだけが肥大化し、
そこに裏打ちされるべきモラルは
非常に薄っぺらで、危ういものになつていく。
それでは、レールに乗せることはできない。