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目的と手段の混同

2005年05月06日 | 読書
学習指導要領を作ってきた文部省の教科調査官でさえ、「目的と手段の混合」に陥っていたわけであり、中央・地方の行政関係者、学校関係者、PTA関係者、ジャーナリストなど「教育改革」を議論するあらゆる人々は、まず「何が『目的』なのか?」「具体的にどのような状況を達成しようとしているのか?」といったことを明確にし、「目的と手段の混同」に陥らないように注意すべきでしょう。
岡本薫「教育論議を『かみ合わせる』ための35のカギ」(明治図書)


今していることの意図は?と問われて
明確に、即座に答えられるようでなければならない。
そして、その教育行為がどのような目的と合致するのか
きちんと把握していなければならない。