すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

人間として見ない新たなレッテル貼り

2005年05月26日 | 読書
専門性の強調される教育、子どもを1人の人間として見ない新たなレッテル貼りにならないように注意する必要がある。そこで「LD児」とか「LDの子」として見るのではなく、「LDのある子」として考えるようにしたい。「まず、1人の子どもなんだ、と考える。しかし、LDという特性があるという一面にも目を向け、そのことに対応していく」という姿勢が大切である。だからLDの特性から子どもを一面的に見てしまわないように注意する必要がある。
堀智晴「ちがうからこそ豊かに学びあえる」(明治図書)


私たちは、わかりやすさを求めてレッテルを貼る。
そしてそこで語られるわかりやすさは
自分の考えを固めてしまう怖れを持つものである。
わかりやすさに頼ってはいけないものがあることを
もう一度見つめなおしてみたい。