すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

求めたい答の近くに自分が行く

2005年05月23日 | 読書
何かを考える時、現時点での自分の情報ストックのみで答を導こうとせず、時代、場所、人物、環境などを出来うる限り正確に復元し、そこへ自分を着地させてみる、求めたい答の近くに自分が行く、これが最も大切な基本である。解決したいことを今の自分の居場所から動かずに視て、自分の臨床だけで答を探そうとしても。決して正確な答や新しい発見はもたらされない。
明石散人「日本語千里眼」(講談社文庫)


たどり着くためには、過程が必要だ。
その答の価値が、自分にとってどれほど高いかは
自分が動いた距離や時間に比例する。
価値ある答を見つけたいとすれば
やることは一つだけである。