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桜と絵本と豆乳と

実績としての創造性

2005年05月14日 | 読書
子ども時代にはそれほど才覚を表さなかったが、成人になってから、それも中年以降になってから素晴らしい実績をあげた人も少なくない。それは地道な努力の継続・積み重ねがあったからである。<素質としての創造性>に個人差があるように、<実績としての創造性>にも個人差があるのである。
江川玟成「子どもの創造的思考力を育てる」(金子書房)


学校教育の使命の一つに、
いかに創造性の実績を積ませるかという点がある。
幅広い「素質の個人差」を前にしながら
共通点を見出し、重視する内容を決めていくことが
公教育のあり方だし、それが全体の実績につながる。