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桜と絵本と豆乳と

『公教育の未来』を読み進める…その3

2005年08月03日 | 読書
自分はどんなキャラクターを持っていて、それが他人のどのキャラクターとうまく結びつくのか。社会にどんなうに役立つのか。その人に付与された「クレジット」レベルが、その人の社会における自由度を決める。「クレジット」レベルが高ければ、多くの人からアクセスされ、より多くのエネルギーを集めることになる。


藤原氏の目指す姿が端的に表れている。
キャラクターを「性格・人格」と「役柄」との融合の意味でとらえていると考えられる。
とすると、初等教育初期の段階で鍛えられるべきは前者であり
発達段階に応じて後者へ比重をかけていくという構図ではないか。
現在、未来を生きぬくためのキャラクター作りを
綿密に進めていくことは、言うまでもなく重要な仕事である。