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全国標準を超えることは絶対評価ではない

2005年09月04日 | 読書
絶対評価とは、学習指導要領の目標に照らしてどの到達度にいるのかを示すことなのである。相対評価をもちいている学力調査の結果を示して、全国標準を超えているからよしとするのは、いかがなものであろうか。
大森 修『担任教師の「責任」を問う』(明治図書)


どうしても現場の教員は
全国標準の50を超えるか超えないかを強く意識化してしまう。
あたかも、それが絶対評価であるかのように。
絶対評価の基準は、人や集団ではなく
言葉で書かれた目標であるはずなのに。