すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

秋は、大切なときだから…

2005年09月14日 | 読書
二学期初の書写の時間に、少しだけおしゃべりをしました。
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「秋」という漢字は、どうやってできたと思いますか?

この漢字は、いくつに分かれる?
そう二つだね。「禾へん」と「火」に分かれるね。

じゃあ、まず禾へんは何の形からできたんだろう(図を描く)

これは「あわ」と言って、稲の仲間の作物です。
穂がたれた様子から、禾へんができました。

それでは、なぜ火がついているのかな?
これは、火で焼いてしまうわけではなくて、
火や太陽で作物をかわかすという意味なんだね。

つまり「秋」とは、作物を乾かして収穫するという意味からできたんだね。
実りの秋なんていうことばもあるね。

さて、「秋」は、季節を表す「あき」という意味の他に
もうひとつ意味があるんだよ。

「あき」とにているけど「○き」という意味なんです。なんだと思う?

正解は「とき」です。

しかも、「大切なとき」という意味です。

「秋」は、いろいろな実り…みんなにすれば学習や運動で
力をぐんと伸ばす「大切なとき」なんです。

一日一日を大切に過ごすときとも言えるね