すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

「矛盾に満ちた事態」を突き破る

2005年09月09日 | 読書
「授業研究栄えて授業が滅ぶ」「教員研修栄えて教師が滅ぶ」「学校改革栄えて学校が滅ぶ」という笑えない事態が進行したのは、いったいなぜなのか。教師と教育行政の関係者と教育研究者は、この矛盾に満ちた現実を直視するところから、新たな学校改革のヴィジョンを模索しなければならない。
佐藤 学『総合教育技術 2004.5』(小学館)


それは、「外側の充実」を図ろうとして
「内側」が希薄になったりしている状態だ。
肝心なことは、内のエネルギーであり
その力が外を形づくっていくような流れを作ることだ。
核は、教室であり、学校であることを忘れてはいけない。