すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

他の人に役立つものとして機能させる場

2005年09月19日 | 読書
どういう学習状況で子どもたちが意欲を見せるのかという点が重要です。自分たちでやったこと、例えば、制作物とか、発表とか、演示とかが、他の人に役立つものとして機能して、そこにやりがいを感じていくというような場面づくりは、それこそ小学校や中学校でも工夫できるのではないかと思います。
市川伸一『学ぶ意欲とスキルを育てる』(小学館)


何のために作らせるか
何のために発表させるか
その目的は、学習のねらいによって異なるが
「他の人に役立つ」という機能面を大きく上げることは
学ぶ意義の基になる部分を作っていくことにほかならない。