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想像と認識と思考

2005年09月12日 | 読書
これからの国語科は、もちろん、詩や小説などの人間の心の機微に分け入る「想像」の情報を学習することも必要であるが、それにも増して、事実や事柄を正確に「認識」して情報として差し出すことができる能力、また不明なこと、解決すべきことなどにつき客観的に根拠や理由を挙げて論証する「思考」の情報を創出する能力を育成することが必要である、と考える。
小林一仁『日本教育 2005.9』(日本教育会)


ふだんはそんなに意識していないことであるが
今行っている活動がどんな力を育てようとしているのか
振り返ってみることは大切である。
国語科に限らず、言語を使っている場面では
およそこの三つと混合型に大別されるはずだ。